洗井新太
あらいあらた
CV:逢坂良太
人物
ゴーハ第3小学校洗い物クラブの主将を務める少年。「洗」と書かれたマスクをつけていて、「~であります」と軍人のような喋り方をする。洗い物クラブ所属なだけに潔癖症で「ウォッシュ!」が口癖。
AIレストランに洗い物の勉強をする為に来ていて、そこでカイゾーの本体を取り戻すために来たはずがルークの食べた料理の代金分の皿洗いをする事になった遊我達と出会う。
ロミンが大量の皿を割ってしまった事で割った皿の分をチャラにする代わりに自分とデュエルをするように仕向け、自分が勝てば一生ただ働きの皿洗いをさせようとしていた。
デュエルの最中もデュエルディスクについていた汚れをちょくちょく拭いていたが実はこれは、魔法カードを入れ替えていただけのチートだった。
洗い物クラブ主将がその実一番汚れていたとは皮肉である。
遊我達はこのチートに気が付くも、ゴーハがシステムに異常を感じなかったために不正として見られなかったが、ルークのパウリエフェクト「ルーク・デ・ビール」により、チートが使えなくなった。(ほんと何者だよルーク…)
チートが発覚するもデュエルは続行され、クリーンベレー・モップ大佐の効果で墓地の魔法カードを回収。
依然有利な状況だったのだが、アホデビルの傲慢さにロミンの我慢が限界に達した事で流れが一変する。
アドバンス召喚されたエスパレイドの効果と直接攻撃を防いだと思いきや、
ロミン自前の守備力0モンスターを守備表示で押し付けられる。
そこから怒涛のデッキ回しによって引き当てられたロミックンローラー2体の効果でモップ大佐が大幅に弱体化。
締めに魔法カード≪大貫通!≫の発動で形勢が一気に逆転される。
新太「さてはお前もチートだなッ!?」
ロミン「ハッ!そんなダサイプレイで、オーディエンスの魂…奮い立たせられるかよッ!」
自らの命を燃やして大衆を湧き上らせるアーティストに余計な小細工など無粋。
ライフもデッキもガンガン削れば、狙ったカードも直ぐに当たる。
こうして貫通効果を得た2体のロミックンローラーとエスパレイトの総攻撃を受け、洗う側が汚れ諸共洗い落される結果となった。
実は遊我達の行動に気付いており、彼らを足止めしようとしていたが、卑劣な手を使った事で彼の上の立場と思われる少年・西園寺ネイルから怒りを買い、追放された。
その事で募らせた逆恨みを晴らすべくロミンを拉致しようとクラッキングしたロボットをけしかける。
だが「ルーク・デ・ビール」が(恐らく偶然)発動し、おかしくなったロボットがルークを連れてきてしまった。
しかし(腕時計を持ってないからか)ルークがチートを無効できない事を知るや否や強気となって勝負を仕掛ける。
デッキの一番上を操作するチート機能と「潔癖大将ビック・タイディ」の効果の違法コンボでルークのデッキ切れを狙った。
しかし今回ばかりは相手が悪かった。
洗井が相手にしている男は大人相手にデュエルを挑み続けて鍛えて来た実力派デュエリスト、
普段はアホだがデュエルとなれば、上城龍久なのだから。
2体目のビック・タイディアドバンス召喚するも、ルークが発動した「ドラゴニック・ディスオーダー」によって裏守備表示に変えられ不発に終わる。
その後はデッキ切れの為に潤沢にさせて来た手札をフル活用されてしまい、自陣をがら空きにされた上にルークに最上級モンスター3体を並べられてしまった。
ルーク「お前、弱いだろ」
新太「んなっ!?」
ルーク「イカサマをやる奴は実力で勝てないからイカサマをするんだ。つまりお前は、戦う前から『自分が負け犬だ』って認めてた事になる!」
新太「んがっ…」
ルーク「本当に強いデュエリストには、カードが応えてくれるもんだ。」
圧倒的な実力差を見せつけられた洗井は己の弱さを突き付けられ、
チートを無力化されないままの完全敗北である。
その後は前回と同様いとも容易く乗せられて、ネイルの居場所を洗いざらい吐いてしまう。
そして追放された時と同じように、足元に現れた穴に落ちていった。
次に洗井が現れた時、その心にこびりついた汚れは落ちているのだろうか……
使用デッキ
清掃員と軍人を合わせた容姿のモンスターを多数使う。
エースモンスターは相手フィールドに最上級モンスターが居れば墓地の魔法カードを再装填する効果を持つ「クリーンベレー・モップ大佐」。
魔法カードで相手モンスターの攻撃力を下げてはその分相手のライフポイントを減らうといったやり方をするが、実はこれは彼自身のチート行為によって繰り返して行われていた。
ルークとのデュエルの時は「潔癖大将ビック・タイディ」を使用
互いのデッキの一番上のカードを墓地に送り、その中にモンスターカードがあれば相手の手札を全撤去
自分のデッキの一番上を操作するチート機能(自称、洗井エンジェル)で確実にデッキを削っていった。