概要
1977年9月から1978年8月にかけて、フジテレビ系列局ほかにて放送された。アニメーション制作は東映動画。
レース中のクラッシュが元でモータースポーツから足を洗った轟鷹也が、やはりレース中の大クラッシュから生還したオーストリアのカーレーサー・ニックによってトラウマを克服、香取モータースのワークスチームの一員として再びモータースポーツに挑む様子を描いた。
実は元々は女性ドライバーを主人公にした同じテーマの作品「グランプリの虹」として企画されたものだったりする。
主な登場人物
轟鷹也(CV:富山敬)
逢瀬すず子(CV:小山まみ)
ニック・ラムダ(CV:徳丸完)
余談
本作の放送が開始された1977年秋期は、外国製高性能スポーツカー(いわゆるスーパーカー)が主に小学生男子の間で人気を博していた時期だった。そんな事もあり、本作以外でもカーレースを題材としたアニメが3本も制作・放送された(和光プロおよびグリーン・ボックス制作・テレビ朝日系列局ほか放送「激走!ルーベンカイザー」、東映動画およびタツノコプロ制作・東京12チャンネルほか放送「とびだせ!マシーン飛竜」、永和制作・東京12チャンネルほか放送「超スーパーカーガッタイガー」)が、本作以外は半年しか持たなかった。しかも本作は元々半年の予定で作ったつもりが、「クイズタイムショック」(テレビ朝日系列局ほか)との激しい視聴率争いに何とか耐え、もう半年ほど放送延長が認められた。そしてかの「銀河鉄道999」にバトンを渡す事が出来たのだった。