「まて、あわてるな。これは孔明の罠だ!」
由来
司馬懿が孔明と対峙した際、常に敵の策ではないかと疑うあまり、ほんの些細なことでも孔明がやったのではないかと不必要に勘ぐってしまい、結果として何もできなかった事を指す(ただし、横山三国志にて「良く物を知っている司馬懿が相手だからこそできた策である」と彼の優秀さを認めており、別に彼が愚鈍とかそういう話ではない。むしろ警戒心が強く、頭も切れるとかなり優秀な部類に入る)。
ちなみに、兵力で勝っていた司馬懿(魏軍)が最後まで勝てなかったのが孔明であると言われている。
また実際に孔明の策は(演義的に)主役側の軍師がこんな作戦立てて良いのか、と思えるくらいえげつない物が多く、かかった際にこうむる被害も半端ない。
横山光輝三国志ネタでよく使われる。
スラングとして
上記より転じて、予期せぬ罠やトラップ全般をこの言葉で指す。
有名なのはニコニコ動画での改造マリオであり、ジャンプしたら隠しブロックが出現→頭ぶつけて谷底直行というパターンは定番である。
他にも釣りと思わしき画像などにも、司馬懿の絵やAAで「あわてるな、これは孔明の罠だ」が使われることが多い。