CV:浪川大輔
概要
異界魔族の一人で「月光」の二つ名を持つカードバトラー。ローマにあたる部分を治める領主でもある。
最強のカードバトラーの名をほしいままにし、自分と渡り合える強者がいないことに飢えていた。
しかし、未来に来た馬神弾との出会いにより彼の運命は動き始める…。
経歴
非常に気高い男で、領地を巡って争う異界魔族にしては珍しく、領地拡大には興味を全くと言っていいほど示さず、唯一自分の渇きを癒しうるバトルスピリッツで強敵との戦いを待ち望んでいた。そんな中、未来世界に伝説のカードバトラー馬神ダンが現れたと知り、一度はダンに勝利するが、第10話にて赤白混色デッキに組み直して来たダンに敗北し、更にはザジの手でローマ領を追われてかつてのような覇気を失いかける。そんなバローネのだらしのない姿を見たフローラがバトルを通して叱咤激励した為、腹心の部下である翼のイオラスらと共にこれまでに目を向けてこなかったバトルフィールドの外の世界にも目を向けるべく各地を放浪する事になる。
獄龍隊隊長獄将デュックとのバトルに敗北し、人類軍に保護された彼は人類と異界魔族が元は同じ種族だったと衝撃の事実を知って動揺するが、ダンに諭されて人類に協力するようになった。
終盤では地球リセット収束後の世界を見据え、まゐと共に魔族と人間の架け橋となるべく奔走。ダンとの神々の砲台を掛けた「オペレーション・ゾディアック」では蟹座/蠍座/獅子座/天秤座/山羊座/水瓶座とかつて強敵達が使用した12宮Xレアをデッキに編入して決戦に臨むも敗北、神々の砲台の引き金になってしまったダンの姿を絶叫と共に見届けた。
全ての戦いが終わった後に魔族代表として式典に参加、ダンを「我が友」として認め、彼の残した言葉を人々に送った。
当初こそ他の魔族の例に漏れず人間を見下していた節があったが、単純なバトルの強さだけでなく、領地奪還を掛けてバトルを挑んで来たザックの何度負けても諦めない闘志を賞賛しており、後に彼がバローネを補佐する切っ掛けにもなった。
ブレイヴから10年後の未来に当たるサーガブレイヴでは統一政府の魔族主幹に就いており、バトルスピリッツを魔族と人類が対等な立場で意思決定でき、お互いに殺し合う必要のない手段と結論付け、諸問題はバトルスピリッツで解決すると宣言している。人と魔族が平和に暮らせる世界実現へと邁進していく中で新たに人類軍の代表であったクラッキー・レイと友情を結んだようだ。
カーディナル・サインの陰謀を追って未来世界に舞い戻った弾と再会し、最終決戦で叶わなかった握手を果たす。
使用デッキ
系統:武装を中心とした白デッキの使い手。
キースピリットは月光龍ストライク・ジークヴルム。
ブレイヴキラー戦以降は、月光神龍ルナテック・ストライクヴルムを新たにキースピリットに据え、最終的に獅機龍神ストライクヴルム・レオを切り札としている。
キースピリットを「わが友」と呼び深く愛している。
サーガブレイヴ時点では「月紅龍ストライク・ジークヴルム・サジッタ」がキースピリットとなっている。
余談
初登場時(第一話)、カードで髪を梳いていた。顔芸を披露したり、服を引き裂いたり、全裸で沐浴したりとサービスシーンが異様に多い。