違法パーツ
いほうぱーつ
概要
『カスタムロボ』シリーズに登場するパーツの一種。
既存のパーツを改造した、もしくは新たに開発したもので、
レギュレーションを超えた威力を持っている。
相手に大きなダメージを与えるほか、使用者もバトルに負けるとその威力の反動で気絶するほどのダメージを受けることが多い。
(しかしその性能をもってしてもホロセウムの外壁を破壊することは出来ていない)
それゆえ警察機関である「ポリス隊」によって使用が禁じられている。
本編において戦うこととなる敵の違法組織の幹部が主に使用し、そのような組織に対抗する必要のあるポリス隊もまた、このような性質を持つパーツの使用を例外的に認められている(後述の「軍事用パーツ」がこれに該当する)。
ストーリーのクリア後に遊べる「激闘編」において一定の条件を満たす、
違法パーツを専門に扱う店で購入するなどすればプレイヤーも使用可能となる。
ちなみにプレイヤーが使用する場合は使用者が負担を感じる描写は無い。
「激闘編」での使用時にはスコア減点、「GX」の大会では優勝賞金と商品が入手できなくなるというペナルティがある。
違法パーツの使用が認められている大会が「GX」の「激闘編」のどこかで開かれているらしい。
パーツ一覧
カスタムロボシリーズに登場する違法パーツの一覧。
複数作品に登場するものは最初に登場した作品に入れている。
ロボ
V2
名称 | ベース |
ベイオネット | ストライクバニッシャー |
特殊な装置を使いストライクバニッシャー型の「ランス」と「スピア」を融合させた違法ロボ。(トップ画像)
それゆえ、カラーリングも左右非対称となっている。
名前の由来は銃剣で、公式サイトによると「刃物(ストライクバニッシャー型には刃物に関係する名がつけられている)よりさらに強い」というイメージとのこと。
ジェイムスン | ベースなし→ライトニングスカイヤー |
初の敵専用機体。
シリーズ全体を通しても最大級の巨体を誇りホビー用ロボットの枠を完全に逸脱した兵器。
詳細は当該記事にて。
メイジェル | セクシースタンナー |
旅立ち編のラスボスにあたる機体で意外な人物が使用する。「激闘!」にも登場。
対空能力が強化され、空中でのアクションが空中ダッシュから多段ジャンプに変化している。
公式サイトによると名前の由来は女性の名前から。
レイⅡダーク | シャイニングファイター |
主人公機である「レイⅡ(レイMkⅡ)」をそのまま黒くしたようなカラーリング。
「激闘!」での登場時には目にバイザーが追加された。
能力値のバランスが取れており、特に機動力は最高クラスの数値を誇る。
その名の由来については、公式サイトによると「ニセモノといえばやはりブラックかダークでしょう」とのこと。
ちなみにこの機体の開発者は主人公サイドの人物であるロボ博士で、全違法パーツの中でもかなり異例な「悪の組織が開発に関わっていない違法ロボ」である。
GX
名称 | ベース |
ダークサム | シャイニングファイター |
外観から察するに同型の「ソルMkⅡ」を改造したもの。
能力値がバランスよく高く、装備したパーツの攻撃力を上げるというパワースタイルの特性が付与されている。
激闘編にて、とある店で購入可能。
メシエ | エアリアルビューティー |
外観から察するに同型の「プルート」を改造したもの。ダッシュ速度が強化されている。
メシエとはメシエ天体と呼ばれる天体の発見者、シャルル・メシエに由来すると思われる。
(エアリアルビューティ型は天体や星に関係した名がつけられている)
デビルレックス | メタルグラップラー |
「アイアンレオ」にバイザーを取り付けた様な外見をしている。
装甲がさらに強化されており、プレイヤーが使用可能なロボの中で最高のがまん値を持つためダウンしにくい。
その名は、英語の「悪魔(デビル)」とラテン語の「王(レックス)」を合わせて「魔王」といった所か。
激闘編にて、とある店で購入可能。
ヘルファイア | ライトニングスカイヤー |
同型の「パトリオット」と「フェニックス」を掛け合わせたような外観をしている。
装備したパーツの攻撃力が大きく上昇するというパワースタイルの特性をさらに強化したような能力を持つ。
ライトニングスカイヤー型には兵器や風にちなんだ名がつけられており、
ヘルファイアはミサイルの名であり、地獄の業火と読む。
エネルギー研究所に襲撃を仕掛けたロボはこれ。
クレイモア | ストライクバニッシャー |
外見から察するに同型の「クナイ」を違法改造したもの。ダッシュ距離が強化されている。
クレイモアとはスコットランド人が使用した大剣、および地雷の名である。
クナイの肩はリボンの様な形をしているのに対し、クレイモアの肩は貝殻を思わせる形をしている。
ビッグフット | メタルグラップラー |
マスクを付けて目を赤く発光させた「タイガーグレア」を違法改造したもの。
装甲がさらに強化されており、プレイヤーが使用可能なロボの中で最高の防御力を持つ。
ビッグフットとはインディアンの伝承に登場する雪山に住む巨人の名で、
このロボを入手できるパスワードもこれに関連したものとなっている。
デモンブレイズ | ミスティミラージュ |
外見から察するに同型の「デッドフェイス」を違法改造したもの。カラーリングが緑を基調としたものに変更され目が赤色に変色している。
姿を隠し、壁をすり抜けて移動できる「ミラージュダッシュ」の速度が強化されている。
BR
名称 | ベース |
ラカンセン | ストライクバニッシャー |
忍者のような外観をしている。オープニングムービーにも登場。
地上での機動力が強化され、空中ダッシュが5回まで可能に。
詳細は当該記事にて。
ルヒエル | ライトニングスカイヤー |
白を基調としたカラーリングをしている。
空中能力と防御力が強化されており、空中ダッシュからガンをばらまく戦術が分かりやすい。
詳細は当該記事にて。
アルテミス | エアリアルビューティ |
本編では2種類のカラーリングが登場するが、その理由は終盤にて明かされることになる。
詳細は当該記事にて。
レイレジェンド | シャイニングファイター |
激闘編にて主人公と関係の深い人物が使用する。
旧型のロボで、シリーズ中でもロボデザインが複雑化したBRにおいて唯一「無印」のレイのようなクラシカルな外観をしている。
防御力が非常に低い反面、攻撃力が非常に高く機動力も優れるというピーキーな性能を持つ異端なシャイニングファイター型。
説明文には違法パーツである旨の記載は存在しないが、
現行のロボと世代が違うためか違法パーツの指定を受けている。
レイウォーリア | シャイニングファイター |
使用コマンダーは存在せず、激闘編にてある条件を満たすことで入手できる。
攻撃力、防御力、空中能力が強化され、特に弱点もなくバランスの良い能力値を持ち、
レイレジェンドとは対照的な正統派シャイニングファイター型。
アール第一形態 | ライトニングスカイヤー |
生物的な外観をしているライトニングスカイヤー型の空中能力とシャイニングファイター型のバランスの良さを併せ持った機体。
初登場時から違法パーツフル装備という手加減を知らないロボ。
(負け続けると敵HPをいくらか減らした状態でのバトルという形での対応がなされる)
アール第二形態 | ライトニングスカイヤー |
アール第一形態に装甲を加えたような外観をしており、防御面、空中能力とともにガンとポッドも強化されている。
ストーリー中では2対1で戦うことになる都合上、3体の違法ロボよりも頭抜けた性能を持つ。
アール第三形態 | ライトニングスカイヤー |
ジェイムスンに比類する巨体と禍々しい外見を併せ持つ。
ストーリー中では3対1で戦うことになる。
ライトニングスカイヤー型がベースのため空中ダッシュ中に攻撃可能、
元は1回だった空中ダッシュが2回まで可能、防御力は最高レベル、
がまん値が異常に高く、アタックを受けてダウンしても即座に復帰する、
など異様なまでに凶悪な性能を持っているカスタムロボ史上最強のロボといっても過言ではない。
ちなみに、第二形態と第三形態は前述のジェイムスンとは逆に、
マグマに落ちると沈んで連続でダメージを受けるという妙な弱点がある。
しかし本編ではマグマの存在するホロセウムでアールと戦うことはないので、
この弱点を突くことはできない。
激闘
名称 | ベース |
スナイプ | リトルレイダー |
目つきの悪い一つ目が印象的な外観で、違法ロボでありながらパッケージにも登場している珍しい機体。(ジェイムスンも『V2』のパッケージに出ていたがほぼシルエット)
防御面が強化され、パワースタイル以上の攻撃力強化能力も付与されている。
前作と比べてHPが8割程度に調整されている「激闘!」においてはパワースタイルの攻撃力強化は前作以上に脅威となる。
「スナイプ」とは「タシギ」の意で、射撃の難しいこの鳥(リトルレイダー型の機体名は鳥の名が由来となっている)も狙撃できる程の射撃の名手ということでスナイパーの語源にもなった。
バイオレントボア | メタルグラップラー |
全体的に丸っこく違法ロボながら凶悪さを感じさせないコミカルな外観をしている。
空中能力が強化され、メタルグラップラー型の特性と違法改造の相乗効果で他の違法ロボよりも強力な攻撃力強化能力を持つ。
フリーダ | セクシースタンナー |
他の同型のロボとは異なる機械的な外観が特徴。
攻撃力強化に加えてダウン時間が短くなりその間のダメージも軽減される特性が付加されている。空中ダッシュは5回まで可能。
ナガミツ | ストライクバニッシャー |
黒い甲冑をまとった鎧武者のような外観をしている。
以上4機は、激闘編以降どこかで購入できる。
前述のスナイプ、フリーダと同じくパワースタイル以上の攻撃力強化能力が付与されているとともに空中性能が強化され、空中ダッシュが3回まで可能。
ナガミツとは日本刀の名で、中には国宝に指定されるような刀もある。
ハドロン | ライトニングスカイヤー |
シリーズ唯一の自我意識に目覚めた自律機動型ロボ。
黄金のカラーリングが特徴で、ライトニングスカイヤー型の空中能力とシャイニングファイター型のバランスの良さというアールと似た性質を持つ。
攻撃力強化とダウン耐性に加え、シリーズ唯一の空中アタックを使用できるのが特徴。
攻撃力、防御力、機動力と三拍子そろったロボだが、ジェイムスンやアール第三形態とは異なりダウンするためオーバーロードを狙うことはできる。
ハドロンは全動作に専用のモーションが使われている関係かレッグ以外の各パーツに異様に長い排莢動作がありスカイヤーダッシュをせずに撃つと大きな隙を晒すという弱点がある。
ハドロンとは古代ギリシャ語で「強い」の意、及びそれに由来する強い相互作用で結びついた複合粒子群の名だが、ラスボスという性質上、前者に由来すると思われる。
ガン
初代
名称 | ベース | 備考 |
ゴウセツガン | 3ウェイガン | 弾大型化 |
ミナモガン | レイフォールガン | 弾数増加 |
ホムラガン | ドラゴンガン | 攻撃力強化+ノックバック追加 |
スバルガン | ホーネットガン | 弾数増加 |
シノノメガン | Vレーザーガン | 攻撃力強化+弾の大型化 |
V2
名称 | ベース | 備考 |
コテングガン | フェニックスガン | 弾数増加 |
ボロンジガン | ニードルガン | 弾数増加 |
ロウガガン | ナックルガン | 射程延長 |
ツインズガン | スターレイヤーガン | 攻撃力強化 |
ナナセガン | スターダストガン | ホーミング強化 |
ロクドウガン | なし | 高威力&広範囲 |
ナイトメアガン | なし | 命中時スタン |
GX
名称 | ベース | 備考 |
ブリザードレイン | ワイドバルカン | 弾数増加+攻撃力強化 |
ダークネスブロー | ファングブロー | 有効射程の変更 |
バイキングアックス | トラクションリング | |
リュウジンガン | リフレクトレーザー | 攻撃力&ホーミング強化 |
カミーラガン | プラズマボール | 弾数増加 |
ガイオウガン | ショットガン | 弾数増加 |
ヤナイガン | ニンジャバレット | 弾数増加 |
ニカイドウガン | メテオフリッカー | 一部壁貫通+弾道変更/攻撃力強化 |
BR
名称 | ベース | 備考 |
リップルレーザーガン | なし | 命中時スタン |
Xレーザーガン | Vレーザーガン | 弾道変更 |
メテオフリッカーガン | スターダストガン(?) | 攻撃力強化+弾道変更 |
オロチガン | ドラゴンガン | 弾速強化+弾数増加 |
ガルーダガン | イーグルガン | 弾数増加 |
ルナビートガン | レフトアークガン | 弾数増加+ホーミング強化 |
ディアナビートガン | ライトアークガン | 弾数増加+ホーミング強化 |
ラグナロク1stガン | フレアキャノンガン | 攻撃力強化+弾大型化 |
ラグナロク2ndガン | ラグナロク1stガン | 攻撃力強化+弾大型化+攻撃範囲拡大 |
ラグナロク3rdガン | ラグナロク2ndガン | 攻撃力強化+弾大型化+攻撃範囲拡大 |
メテオフリッカーガンは見た目こそ「スターダストガンの色違い」だが、
中身は全くの別物であるため、正確に言えばベースではない。
ラグナロクガンは「フレアキャノンガン」がベースだが、その「フレアキャノンガン」はその時点で入手不可かつゲームのパーツ説明も「不明」の一言のみ(もっとも、これは「GX」のダークキメラ等の「プレイヤーが入手不可のパーツ」にも言えるのだが)。
説明が説明になっていないってどういうことなの・・・。
ちなみに、激闘編にて該当パーツを入手すると説明が開示されるようになる。
アールの使用する他のパーツ一式も同様。
激闘
名称 | ベース | 備考 |
ラミュガン | エンジェルリングガン | 有効射程変更 |
サバルガン | スライドガン | 弾大型化+連射速度強化 |
イグニアガン | スコーピオンガン | 攻撃力強化+弾数増加 |
モルグガン | メガバーストガン | 攻撃力強化+射程延長 |
ハドロンガン | ナックルガン | 射程延長+弾数増加 |
デュアルアークガン | レフトアークガン | 弾分裂 |
リアフロントガン | なし | 変則的な設置型ガン |
ボム
初代
名称 | ベース |
ゴウセツボム | トマホークボム |
ミナモボム | ストレートボムS |
ホムラボム | クレセントボムP |
スバルボム | ジェミニボムB |
シノノメボム | スタンダードボム |
V2
名称 | ベース |
コテングボム | ウェーブボム |
ボロンジボム | ダブルマインボム |
ロウガボム | ディレイボム |
ツインズボム | ライトシュートボムH |
ナナセボム | フリーズボム |
ロクドウボム | |
ジェノサイドボム | ジャイアントボム |
GX
名称 | ベース |
ウォールボム | ウォールボムP |
ジオトラップボム | ジオトラップボム |
リュウジンボム | ツインスネークボムU |
カミーラボム | スタンダードボムS |
ガイオウボム | ピラーボムR |
ヤナイボム | バウンドボムU |
ニカイドウボム | アイドリングボム |
BR
名称 | ベース |
ゴウカボム | デルタボム |
ワイバーンボム | スタンダードボムX |
ルナヒートボム | ライトウェーブボム |
ディアナヒートボム | レフトウェーブボム |
グランドクロスボム |
激闘
名称 | ベース |
ラミュボム | ワインダーボム |
サバルボム | ボルカニックボム |
イグニアボム | ライトシュートボムH |
モルグボム | チャージボム |
ハドロンボム | ダイレクトボム |
ポッド
初代
ゴウセツポッド | ダイビングポッド |
ミナモポッド | フロートポッドF |
ホムラポッド | ヤジューポッドF |
スバルポッド | ジャンピングポッドG |
シノノメポッド | フェイントポッドF |
V2
名称 | ベース |
コテングポッド | ダイビングポッド |
ボロンジポッド | リフレクションポッド |
ロウガポッド | サイドウェイポッド |
ツインズポッド | ジャンピングポッドB |
ナナセポッド | コックローチポッド |
ロクドウポッド | |
ケルベロスポッド | ダブルウェーブポッド |
GX
名称 | ベース |
リュウジンポッド | リフレクトポッドP |
カミーラポッド | スローイングポッド |
ガイオウポッド | サイドウェイポッドR |
ヤナイポッド | ヤジュウポッド |
ニカイドウポッド | スピードポッド |
BR
名称 | ベース |
ハヤテポッド | スピードポッドP |
グリフォンポッド | スパイダーポッドG |
ムーンライトポッド | ドルフィンポッドG |
カタストロフィ1stポッド | シーカーポッドG |
カタストロフィ2ndポッド | シーカーポッドG |
カタストロフィ3rdポッド | シーカーポッドG |
激闘
名称 | ベース |
ラミュポッド | ダイビングポッド |
サバルポッド | チャージポッド |
イグニアポッド | サテライトポッド |
モルグポッド | デバイドポッド |
ハドロンポッド | ウェーブポッド |
レッグ
レッグには改造元のパーツは存在せず、複数の能力を併せ持つといったものになっている。
また、GXにはレッグが存在しない。
初代
ゴウセツレッグ
ミナモレッグ
ホムラレッグ
スバルレッグ
シノノメレッグ
V2
コテングレッグ
ボロンジレッグ
ロウガレッグ このレッグのみ氷の上でも滑らなくなるという隠し機能がある。
ツインズレッグ
ナナセレッグ
ロクドウレッグ
ファントムレッグ
BR
ヒエンレッグ
レイブンレッグ
イクリプスレッグ
アルティメットレッグ
激闘
ラミュレッグ
サバルレッグ
イグニアレッグ
モルグレッグ
ハドロンレッグ
軍事用・試作型パーツ
軍事用に開発・あるいは既存のパーツを改造したもの。
違法パーツと同じく、通常のパーツとはレギュレーションを異にしている。
違法パーツとは異なり、最終決戦でプレイヤーが使用できる場合がある。
試作型は「激闘!」にのみ登場し、違法パーツ・軍事用パーツ同様に既存のパーツを改造したもの。
GX
名称 | ベース |
A・I・R・S | ライトニングスカイヤー |
名前の読みは「エアーズ」。軍事用に改造されたライトニングスカイヤー型で外観は黄金のカラーリングが施されたレイスカイヤー。
最終決戦時にマモルから渡され、通常のパーツでは太刀打ちできない後述のダークキメラと戦うことになる。がまん値こそ低いものの防御力は高く、全体的に能力が強化されている。
「旅立ち編」での使用後にはマモルのいるポリス隊に返すことになるが、
「激闘編」にてパスワードを入力することで参加できるようになる大会で優勝すると再度入手できる。
「激闘!」では逆に防御面が弱いものの、空中ダッシュの回数が2回に増加し、
バイオレントボアと同等の攻撃力を持つ。
軍事用ロボだけあってポリス隊の関係者が所持しており、
レイスカイヤー入手後にその人物とのバトルに勝利することで入手できる。
ダークキメラ | 軍用型 |
「ニカイドウ・グループ」が秘密裏に開発していた軍事用ロボ。プレイヤーは使用不可。
ジェイムスンを思わせる超大型の機体で「キメラ」の名の通りニカイドウ・グループ幹部が使用するロボをツギハギにしたような外観が特徴。全身銀色(というか鈍色)でビッグフットの上半身を中心にクレイモアの肩アーマー+デモンブレイズの翼+脇部分にヘルファイアの腕、そしてオリジナルの頭部とスラスター型の下半身で構成されている。
圧倒的な攻撃力と防御力を誇りパラメータの数値も軒並み最高値だが、巨体故に機動力は低くダッシュも使用してこない。
1戦目は負けイベント、2戦目でA・I・R・Sを操作して戦うことになる。
通常のカスタムロボでは全く歯が立たないがこれでもまだ未完成だったらしく、ニカイドウも薬で身体能力を強化した上で本機を使用している。
ライジングキメラ | 軍用型 |
イベントでの通信によって戦えた他、「対戦権」が配布されていたロボ。プレイヤーは使用不可。
開発者も目的も不明だがダークキメラの改良型とのことで、
ダークキメラとは対照的な黄金のカラーリングが施されている。
改造前には足りていなかったヘルファイアの脚部パーツが追加されているが重量級ロボの上半身に中〜軽量級ロボの下半身を組み合わせたせいでアンバランスな外見になった。ポージングも異なっている。
ダークキメラと同じく機動力は低いものの、こちらはダッシュを使用してくる。
現在は「BR」との通信によってデータを入手可能。
また、その際に未入手の状態なら「ダークスター」・「プレーンステージ」・「ギガンティックステージ」・「サドンデスステージ」の4つのホロセウムと「GX」唯一のファッティバイス型ロボである「ドデカンターボ」を同時に入手できる。
激闘
カラット | リトルスプリンター |
リトルスプリンター型の試作機。とある人物が使用する。
近い性質を持つロボであるスナイプ以上に防御面が強化されており、
その他のパーツも強化が施されている。
名の由来は言わずと知れた宝石の質量の単位。
(リトルスプリンター型には物の単位の名がつけられている)
備考
最も違法パーツのベースになった回数の多いパーツはレフトアークガン(ヤナイガン、ルナビートガン、デュアルアークガン)とダイビングポッド(ゴウセツポッド、コテングポッド、ラミュポッド)で3回(レフトアークガンには「GX」の「ニンジャバレット」も数えた)。
他に複数回違法パーツのベースになったパーツは
ドラゴンガン(ホムラガン、オロチガン)、
Vレーザーガン(シノノメガン、Xレーザーガン)、
ナックルガン(ロウガガン、ハドロンガン)、
ライトアークガン(ヤナイガン、ディアナビートガン)、
ライトシュートボムH(ツインズボム、イグニアボム)。
軍用・試作型のパーツも含めるとフェニックスガン(コテングガン、カラットガン)、
ウェーブボム(コテングボム、カラットボム)、
ダイレクトボム(ハドロンボム、ARS-B02ボム)、
リフレクションポッド(ボロンジポッド、ARS-P07ポッド)も該当する。
特にフェニックスガン・ウェーブボムは、共に使用されるロボもリトルレイダー型・リトルスプリンター型と似通っており、ダイレクトボムは共にスカイヤーダッシュが可能なロボ、
ダイビングポッドは使用されるロボの3つ中2つがリトルレイダー型と使用されるロボにも共通点もある。
最も多く改造ベースとなったロボはシャイニングファイター型(レイⅡダーク、ダークサム、レイレジェンド、レイウォーリア)とストライクバニッシャー型(ベイオネット、クレイモア、ラカンセン、ナガミツ)の4回で、
その次に多いのはメタルグラップラー型(デビルレックス、ビッグフット、バイオレントボア)とライトニングスカイヤー型(ヘルファイア、A・I・R・S、ルヒエル)の3回。
エアリアルビューティー型(メシエ、アルテミス)とセクシースタンナー型(メイジェル、フリーダ)は2回。
ストライクバニッシャー型は違法ロボが登場した「V2」以降の全作品で違法改造のベースとなっており、シャイニングファイター型も「V2」以降の全作品で違法型が登場、
ライトニングスカイヤー型も登場した「GX」以降の全作品で改造のベースとなった。
一つの作品内で複数回改造のベースになったのはシャイニングファイター型(「BR」のレイレジェンド・レイウォーリア)、メタルグラップラー型(「GX」のデビルレックス・ビッグフット)、ライトニングスカイヤー型(「GX」のヘルファイアとA・I・R・S)。
一度も違法改造のベースとなっていないロボは、
トリックフライヤー型、ワイルドソルジャー型、
ファニーオールドマン型、ファッティバイス型、バーニングビースト型。
また、アールとハドロンは統計に含めないものとした。
(「防御面や地上での移動性能が低い」というライトニングスカイヤー型の弱点が当てはまらないため。A・I・R・Sやルヒエルは防御力が補強されていてもこの弱点が当てはまるが、ハドロンには最初からこの弱点が当てはまらない。アールは上位形態になるにつれて地上の移動は鈍くなっていくものの、防御力が上がっていく)