概要
1人のキラーと4人のサバイバーに分かれて行う鬼ごっこゲームである。
キラーは逃げ惑う生存者を負傷させ、捕獲し、肉フックに掛けて生贄に捧げる事。
サバイバーは発電機を修理し、脱出ゲートを開けて狩場から脱出する事が目的である。
サバイバーは如何にキラーを出し抜き脱出するか、キラーはそういったサバイバーの行動を読んで死へと追い込んでいく読み合いと緊張感が醍醐味である。
レベル制をとっておりゲーム内で得られるブラッドポイントを使用してアイテム、パーク(スキル)を手に入れて強化することが可能。ただ逃げるだけでは獲得量が少なく、如何にゲーム中で活発に動けるかがミソ。
マッチングもランク制が取られており、それを基準に選定される。
対応機種はPC(Steam)、PlayStation4、XboxOne、NintendoSwitch
基本的なルール
生存者(サバイバー)
生存者の目的は殺人鬼の追跡を逃れながら協力してフィールドに点在する発電機を修理し脱出ゲートを開けて脱出することである。
殺人鬼が生存者に一定距離接近すると生存者は殺人鬼の心臓の鼓動音「心音」が聞こえる為、基本的には心音を目安に逃走や隠密をすることになる。
もし殺人鬼に見つかって追跡された場合、殺人鬼が乗り越えるのに時間がかかる窓枠や殺人鬼の進路を完全に塞げる板を活用して逃走し、撒く必要がある。
ただし、同じ窓枠は過度な連続使用ができず、板は殺人鬼に破壊されると再使用ができない。
殺人鬼に追いつかれると殺人鬼から攻撃されダメージを負い「負傷状態」となる。負傷状態では血痕が残ったりうめき声を発したりと殺人鬼の追跡から逃れるのが難しくなる。
そして負傷状態で更に攻撃を受けるとダウンし「這いずり状態」となってしまう。
この状態になると殺人鬼に担がれてフックへと連れていかれてしまう。
ただし、フックに到達する前にもがきゲージを溜めれば脱出できるのであきらめてはいけない。
殺人鬼にフックへ吊るされると吊られ状態に移行、体力ゲージが0になる、もしくは一定回数吊るされると生贄として捧げられ脱出失敗となってしまう。
フックから脱出するためには他の生存者によって救助される必要がある、もちろん自力での脱出も可能だがこちらは確定ではない上に失敗すると体力ゲージを大きく減らしてしまうので注意。
殺人鬼(キラー)
殺人鬼の目的はフィールドのどこかに潜む生存者をできるだけ多く生贄に捧げることである。
殺人鬼は生存者とは違い一人称視点で視野が狭い為周りをよく見渡す必要がある。
殺人鬼は発電機の位置を把握できるので発電機を巡回し発電を妨害しつつ生存者を探すことが基本的な行動となる。
殺人鬼は各々が違った基本性能と特殊能力を備える為それぞれの特性を理解し操作することが上達の近道となっている。
生存者を発見した場合は彼らを追跡し攻撃してダウンさせ、フックに吊るすことで生贄へと捧げることができる。
追跡の際生存者は窓枠や板を使って距離をとり隠れようとするのでこれらを避けて追跡したり、板を破壊するなどの工夫をして生存者を追い詰める必要がある。
基礎用語
発電機
フィールドに点在するピストンのついた機械。生存者はこれを5つ修理することで脱出ゲートを通電させることができる。ピストンの動いている個数、激しさでその発電機がどの程度修理が完了しているかが分かるようになっている。修理が完了した発電機は電灯が灯る。
板
通路に立てかけられており生存者が倒すと殺人鬼が通り抜けできない障害物となる。ただし倒れた板は殺人鬼が破壊できる上破壊されると復活しないためむやみに使用すると後半戦で苦戦をしいられることとなる。
窓枠
「窓枠」という名前だが一部の手すりや仕切りにも同じ機能を果たす箇所が存在する。生存者、殺人鬼の両方が乗り越えられるが生存者は殺人鬼より早く乗り越えられるためその時間差分距離を稼ぐことができる。板と違い何度でも使用できるが連続で同じ窓枠を三回使用すると一定時間封鎖されてしまうので注意。
トーテム
フィールドに点在するどくろが三つ合わさった置物。殺人鬼が名前に「呪術」と付くパークを使用するとフィールド上のトーテムのうちの一つがランダムで光り、そのトーテムが生存者によって破壊されるまでパークの恩恵を受けることができる。基本的には呪術パーク一つにつき一個のトーテムが光る。
ロッカー
赤い色をした細長いロッカー。生存者は中に入ることで身を隠すことができる。ただし、隠れていてもうめき声が外に漏れる上、ロッカーに隠れている状態で殺人鬼に見つかると即担ぎ状態になってしまうという危険な一面もあるので過信は禁物である。
脱出ゲート
フィールドに二か所存在する大きな扉。生存者はここからの脱出が基本となる。ゲート自体に通電してもゲート脇の開放レバーを引き続けなければゲートは開かないので注意。
脱出ハッチ
ゲート以外のもう一つの脱出手段。フィールドのどこかの床に出現する。通常は固く閉ざされているが残りの生存者が一人になる等の条件が満たされると開く、いわば救済措置。開いたハッチ付近では風が吹き抜ける音が聞こえるのでその音を頼りに探すとよい。
処刑フック
殺人鬼用のオブジェクト。瀕死の生存者を吊るすことで処刑を進行させることができる。地下フックを除き生存者の処刑が完了するとそのフックは壊れてしまう。
地下室
フィールドの特定の位置に出現する空間。出入り口が一か所で外に出るまでの道は狭く一本道のため生存者がここに連れ込まれると通常より脱出、救出の難易度が上がる。逆に殺人鬼は非常に有利に動くことができるので余裕があれば積極的に地下室へ吊るとよい。
その他
Entity(エンティティ)
ストーリー上で言及されている謎の存在。
生贄を肉フックに吊るすと姿を現し、生存者を串刺しにして連れ去って行く。
生存者達と殺人鬼達は皆、このエンティティが作った謎の世界に招かれて何度も鬼ごっこを繰り返しているらしい。
時代や場所を問わず人間や殺人鬼を連れてこれたり、広大な土地を丸々空間ごと隔離し処刑場とできるあたり相当強力な力を持つことが伺える。
ゲーム中で特に言及はされていなかったが、バージョンアップによって「殺人鬼目標ポイント」が設定され、目標に満たなかった場合「エンティティは不機嫌」などと表示されるようになった。
関連タグ
dbd デッドバイデイライト キラー(dbd) サバイバー(dbd)
ゲームシステムが類似する作品
13日の金曜日・・・ゲーム版がこれと同じく「複数の生存者VS一人の殺人鬼」と言う構図のオンラインバトル型式をとっている。
(ただし、脱出の方法が複数あることや、やり方次第ではジェイソンを殺す事が可能といった相違点がある)
IdentityV(第五人格)