CV:浜田賢二
概要
のどかが長期入院していた頃の主治医。親身になって励まし続けてくれた彼の言葉はのどかの心の支えになっており、退院後も手紙のやり取りを続けている。
まとまった休みが取れたので、元気になったのどかの顔を見に来たくなって、『沢泉』に宿泊して花寺家との食事会のためにすこやか市を訪れる。ところがその食事会の席上で、実は休暇ではなく病院を辞めた事を告白。のどかの謎の病気に何もできなかった自分の無力さを痛感したという彼の言葉に、のどかは衝撃を受け動揺する。自責の念に駆られ、「それはビョーゲンズの仕業だからどうしようもなかった事」と説明したくとも、テアティーヌに相談しなくては迂闊に秘密を打ち明けられないとラビリンに窘められ、苦悩するのどか。
だが蜂須賀先生が病院を辞めたもう一つの大きな理由は、外国の研究機関に転職するためであった。退院の日、のどかから感謝の手紙をもらった彼は感涙し、のどかのように原因不明の病気に苦しむ患者を救うべく、諦めずに戦いたい、その人達を助ける方法を研究する仕事をしたいという気持ちが大きくなったのだという。二人はお互いに相手に対して何もできなかったと思いながらも、それぞれの励ましによって前へ進む手助けをしていたのだった。のどかと先生は手を取り合って感謝を交わす。
翌日、出発した先生はダルイゼンに目をつけられギガビョーゲンにされてしまうが、プリキュアの活躍で救い出された。旅立つ彼の車を見送りながら、のどかはビョーゲンズからみんなを守ると固く心に誓うのだった。