【注意】この記事にはグロ・ショッキングなどの要素が含まれています。
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概要
UndertaleのAU(二次創作)作品「Horrortale」にて登場するサンズである。(キャラクター・作品については該当記事にて)
チャプター2のスノーフルにて初登場となったが、性格等は他キャラクター同様極めて残虐になっており、最初に握手をする際「手にブーブークッションではなく小さいドリルを仕込んで手の肉を抉らす」など明らかに原作と異なっている部分が多い。
容姿
身長は低いが、主人公のアリザの背を少し追い越しており、弟のパピルスよりかはまだ小さめとなっている。にやけ顔だが、顔の右目から上の部分は割れて大きなヒビが入った穴が空いている。目は少し鋭く、右目はかつてアンダインに抜き取られ、現在は代わりに殺した王族の兵士の真っ赤な目を使っている。左目はおそらく存在しているだろうがまだ確認ず真っ黒なままである。また時々だが汗をかいている場面も存在する。
衣装も原作と異なり、首元が毛皮で覆われたボロボロの青いジャケットに、返り血のようなものが付いている白いシャツを着ている。ズボンは原作通り白ラインの入った黒ズボンだが、スリッパの代わりにスニーカーを履いている。
性格
何年も地下世界に居座り、暇を持て余している。原作通りジョークは好きな様だが、パピルスの死と隣り合わせのような恐ろしいパズルでは主人公の苦しむ姿に狂気的な笑みを浮かべており、またアリザが何らかの方法で何が起こるか知っていると知った時は、彼女を「汚いペテン師」と評し狂気に満ちた顔で片耳を切り落とすなど、精神的・肉体的な「拷問」などの行為などを好む様になってしまったとも考えられる。ただし人間(アリザ)に興味がある内はまた距離によっては襲わず、普通に会話している。
また「ヘッドドッグ」という、ゲーム版では特定の条件下で見張り小屋からアリザにホットドックを食べるかと聞き、ここで食べると選択すると「ヘッドドッグ」と称して彼女を肉切り包丁で切り殺している。他にも主人公を嘘などで安心・油断させておきながら、裏切り絶望へ叩き落している場面が数多く存在している。
また地下世界ではある出来事によって、彼は「テロリスト」扱いとされ、精神的にも疲れている様子が見られた。また以前は原作と同じく陽気なスケルトンだったが、本来の右目を失ったことで少しづつ狂ってしまい、人間を見つけたら食料として扱うことを決めたのも彼である。また頭の怪我で過去(原作)の出来事も幾つか忘れており、そして軽度の逆行性健忘(過去の出来事を思い出すことができない状態)と気分のムラ(気持ちの浮き沈みが激しくある時では怒りやすかったり、機嫌が良かったりする状態)を引き起こしている。
パピルスは人間を食料とすることに反対していたが、普通の食料と偽り「人間の内臓」をパピルスに調理させたことで、パピルスも同じく狂わせてしまった。またアンダインとは完全に決別しており、人間を先に見つけ隠すことでアンダインに嫌がらせをしている。
ただしサンズ自身はおそらく人肉を口にしているものの、七年間は飢えに耐えて食べることを我慢していた。グリルビーの手によって生焼きにされてしまったアリザを見て、我慢出来ず腕を引きちぎり口にしようとするが、サンズの指示に従ったパピルスの手によってそれは事前に防がれている。おそらくサンズ自身も罪悪感を感じ、せめてもの罪滅ぼしなのかもしれない。
過去
アンダインが女帝となり一年、なんと地下にいるモンスター達が生きる為に必要なエネルギーを生み出す「コア」が止まってしまう。しかしアルフィーの手ではどうにも治せず、アンダインはコアを治せる者を探した。サンズは元より修理をしようとはしなかったが、空気中の魔法がなくなったことでグリルビーに異変が起きたことでサンズはコアを直そうと決意する。
サンズはコアを直す為の設計図を作成し、コアの事で疎遠になっていたアンダインとアルフィーの仲を取り戻させ、スノーフルでも自分の食料を配るなど自身にできる事はなるべく行っていた。しかし三か月経っても事態は一行に良くならず、モンスター達は狂い倒れてゆき、希望が一切見えない日々が続く。アンダインも一時は自殺を考えていたが、アルフィーが「コアが復活するような強いエネルギーを持つ動力源」を知っていると話す。
それは「サンズの右の青い眼玉」だった。
ウォーターフォールにてアルフィーの会話を聞いたサンズは、何日も自分の部屋に閉じこもり何とかそれ以外の解決策を考えていた。しかしパピルスの手で部屋から出され、アンダインの下に行くことに。そしてホットランドのアルフィーのラボに着くが、真っ暗な研究所の中でサンズは閉じ込められてしまう。そこで彼はアンダインと出会い、サンズはそこで「コアを一度壊し内部のエネルギーを再補填する」という考えを出す。
しかしアンダインは精神的にも限界が来てしまい、最後まで反対していたサンズの目を奪うことを決行する。サンズももう手は残されていないと感じ、アンダインに攻撃を開始する。そしてアンダインの右目を消滅させるが、サンズも力尽きてしまい倒れ、とうとう右目を奪われてしまった。
そしてサンズの目の力を使い、コアは再びエネルギーを取り戻し動き出し、そして地下世界にもエネルギーが戻った。だが、真の悪夢はここからだった...。
目を奪われ死んだと思われたサンズは、どうしても塵にならなかった。サンズの顔は割れ、人間の血が溢れ出していた。そしてサンズの死体の処理を任された王族の兵の一人の顔が突如として爆破したのである。サンズは死んだ兵の真っ赤な目を失った自身の右目の部分に取り付けた。
そしてサンズの周りに居た兵達のHP(体力)が減り、次々と爆破していった。そしてアルフィーを見つけ、「自分は正しいことをした」と信じるアルフィーの脳を一部破壊し、まともに会話すらできない状態にさせた。そしてコアを自分の右目もろとも全てを破壊し、再び地下世界からエネルギーが消滅し二度とエネルギーが戻ってこないようにしたのである。
そうしてサンズはアンダイン達に「復讐」を遂げ、そうして現在に至っている。