公式ルール裁定
“マキシマム”と書かれた特定のマキシマムモンスターのカードを3枚手札に揃え、自分メインフェイズにそれらを手札から3枚同時に自分フィールドに特殊召喚することでマキシマム召喚できる。
マキシマム召喚されたモンスターの状態を「マキシマムモード」と呼ぶ。自分フィールドにすでにモンスターがいる場合、それらを全て墓地へ送ってマキシマム召喚する事もできる。
マキシマムモンスターは表示形式の変更ができず、常に表側攻撃表示で扱います。「マキシマムモード」の場合は中央のモンスターの「MAXIMUM ATK」と書かれている数字が攻撃力になり、それぞれのカードの「マキシマムモード」と書かれているモンスター効果を全て使うことができる。
マキシマムモードの特徴
- 「マキシマムモード」のモンスターの名前・レベル・属性・種族は中央のカードを参照する。
- 「マキシマムモード」のモンスターは3枚で1枚として数える。
- 「マキシマムモード」のモンスターを他のモンスターと一緒に並べることはできない。
- 「マキシマムモード」のモンスターがいるとき、手札のレベル5~6のモンスターならば「マキシマムモード」のモンスターをリリースしてアドバンス召喚できる。その場合、フィールドのマキシマムモンスターを3枚全て墓地へ送る必要がある。
- マキシマムモンスターを普通のモンスターとして使う場合はカードに書かれているステータスを参照したモンスターとして召喚・セット・特殊召喚ができる。ただし、「マキシマムモード」の効果は使えない。
- 3体のマキシマムモンスターをそれぞれ召喚した後にフィールドで「マキシマムモード」になることは出来ない。「マキシマムモード」になる場合には必ず手札から3枚同時に出してマキシマム召喚を行う必要がある。
- 各カードに書かれている効果をそれぞれ1ターンに1度ずつ発動することができる。【永続効果】は発動を宣言しなくても常に適用され続ける効果。ただし、効果を3つ持っていても「マキシマムモード」のモンスターは1体として扱うので、攻撃は1ターンに1度だけ。
概要
遊戯王ラッシュデュエルに登場した新しい召喚方法で、他TCGにおける「合体モンスター」のようなもの。手札から特定のモンスター3体を同時に特殊召喚することで成立し、圧倒的な攻撃力とモンスター効果で相手を蹂躙する。
「マキシマム」の名の通り、モンスターゾーンを最大限まで使うのが特徴となる。
単騎で強力な攻撃力を持つ事、モンスター3体分の特殊効果を使えると言った破格の性能を持ち、決まれば一気に勝負をつけることが出来るだろう。
反面、3枚のモンスターカードを1体として扱うために攻撃回数が少ない、モンスターゾーンが埋まるため他のモンスターでの追撃や補助ができない、守備表示にできないので常に攻撃表示で迎え撃つ態勢となる、などのデメリットも存在する。
遊戯王SEVENS
マキシマム編第23話「セツリの先にあるもの」で西園寺ネイルが行った新しい召喚方法。
奪取したカイゾーのオリジナルデータから遊我の発明の根幹となる思考「ロード」を抽出したネイルは、それを足掛かりにラッシュデュエルのプログラムを再構築することで分析を完了した。
その際、再構築したプログラムの中に不可解な「隙間」があることに気付いたネイルはそれが
「後からルール等を追加する為の余剰空間」であると見ぬく。
ネイルはそれを逆に利用し、トップ・オブ・ヘキサゴンとのデュエルにて完成させた。
関連タグ
西園寺ネイル 天帝龍樹ユグドラゴ超魔機神マグナム・オーバーロード
遊戯王シリーズにおける合体モンスター一例
封印されしエクゾディア:原作では5枚のパーツを揃えることで無限の攻撃力を持つ召喚神「エクゾディア」を召喚できるカード。遊戯王におけるマキシマム召喚の原点とも言える。
オレイカルコス・シュノロス:アニメでは中央・左・右のパーツで構成されるモンスターカード。
機皇帝:アニメでは五枚のパーツカードが合体する事を前提としたモンスターカード群。