機皇帝
きこうてい
機皇帝共通で相手の場のシンクロモンスター1体を装備し自らの力に変換する効果を搭載している。
アニメ版
「コア」と呼ばれるモンスターが効果によって破壊されると本体・T(トップ)・A(アタック)・G(ガード)・C(キャリア)が特殊召喚され、合体してひとつのモンスターとなる。合体シーンはなかなかのロボットアニメである。
胴体が破壊されると機能停止する、パーツを他のパーツと付け換え可能というメダロットと同じ原理を備えている。
コア一枚から5枚のカードが出てくるため、大量にボード・アドバンテージを得つつ一気にデッキ圧縮ができ、パーツを換装することで様々な効果を使い分けたり他の機皇帝のパーツに換装したりと様々なコンボが可能。
ゲーム『タッグフォース』シリーズではこの効果がゲームオリジナルカードとして再現されており、6では下記のOCG版も採用されているためゲーム版・OCG版を併用する事もできる。
OCG版
5枚のパーツカードでは無く、それぞれ1枚の特殊召喚モンスターとなっている。
特殊召喚条件は「自身のモンスターが効果によって破壊される」となっている。
グランエル以外には「このカード以外の自分のモンスターは攻撃が出来ない」というデメリット効果があり、共通のシンクロモンスター吸収効果とそれぞれの固有の効果を持っている。
召喚方法は「○○コア」からの展開、デメリット効果はモンスターカードゾーンがパーツ+本体の5枚で圧迫されるというアニメの部分を再現している。
Lvは原作の通り1のままでステータスは合体時のパーツの攻撃力となっている。
『5D's』以降はシンクロモンスターがエクストラデッキから出てくる頻度が減り、苦戦を強いられている。
その正体はZ-ONE達のいた未来において、人間の心が誘惑や欲望等の悪意に満たされたモーメントの影響を受けたネットワークが地球の滅亡を阻止すべく、人類を滅ぼすために作り上げた機械の軍隊であった。突如として大量に出現し世界中で人類を攻撃する。
未来においてはモーメントとシンクロ召喚により人類の文明は急激に発達していたが、それに伴い人間の心は誘惑や欲望の悪意に満たされ、ネットワークが暴走するまでに至る。イリアステルの三皇帝のシンクロ召喚への憎悪と機皇帝のモンスター効果はこれに直結している。
一方でクリアマインドの境地で出現し、機皇帝の効果に対抗できるシューティング・スター・ドラゴンを始めとしたアクセルシンクロを手に入れた人物の影響を受けた人々を機皇帝は攻撃せずに素通りする描写やシューティング・スター・ドラゴンの力を受けた機皇帝が停止している描写があり、機皇帝とアクセルシンクロの力関係もこれに起因していると思われる。しかし、下記にあるようにどちらかと言えば対等な力関係とも言える。
最終的にモーメントの破滅的な逆回転に影響されたネットワークが人類との対消滅を選んで世界中でモーメントと大半の機皇帝が自爆、人類を滅亡させるという当初の任務を完遂させた。基本的には機皇帝に優位に立てるシューティング・スター・ドラゴンとスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンをパーツ次第で機皇帝が吸収できるのもここから来ている。
モーメント-機皇帝誕生の要因。
地縛神-機皇帝と同じく、モーメントを動かす遊星粒子が人の心に反応する性質から誕生した悪意の象徴。
シグナーの竜-誘惑や欲望の悪意の克服やその可能性を持つ機皇帝、地縛神とは対極に立つカード。進化の象徴と進化の否定という意味でも対局に位置する。
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長くなりすぎたので三つの絶望に分けたいと思います。後編はすぐ出せると思いますので。因みに私はアポリアは5D'sの中でも好きなキャラです。彼の生涯に涙し、変形に笑い、最後はとても寂しかった。9,755文字pixiv小説作品