概要
機皇帝グランエル∞とは、自称イリアステルリーダーのホセが使うモンスターである。
メインカラーはオレンジ。
テキスト
特殊召喚・効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できず、自身の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドの表側表示モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。手札のこのカードを特殊召喚する。
(2): 1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
(3):この攻撃力・守備力は自分LPの半分アップし、攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
(4):自身の効果で装備したモンスター1体を対象として発動できる。それを守備表示で特殊召喚する。
解説
自身のライフポイントで攻守が決まるモンスター。
ライフを回復しつつ、召喚条件を満たせるデストラクト・ポーションとは相性が良い。
デュエル開始の8000ライフポイントであればLv1で攻守4000のとんでもない奴になるが、
5000で下っ端と同じになり、それ以下だと残念な数字になる。
お馴染のシンクロモンスター吸収効果に加え、
守備表示だが、擬似的なコントロール奪取効果を持つので中々強力である。
また、他の機皇帝と違って自分モンスターの攻撃抑制効果が付いていないのは大きな利点。
因みにアニメで登場する前にゲームで登場・OCG化されている。
アニメでは他2体の機皇帝とは違い攻撃力はパーツの合計ではなく、自分のライフと同じになる。アニメでの合体パーツには魚の意匠がみられる。
また、アニメで度々流れた「未来の回想」シーンでは、殆どコイツが世界を破壊している。
アポリアとグランエル
- プラシド敗北後、グランエルの石板が飛来して遊星らに見せていたので相当待ち遠しかったと思われる。(イリアステル三皇帝の中で最後)
- アポリアの回想シーンでは、幼少期に両親を射殺し「自分を愛してくれる者を失った絶望」、青年期に恋人を射殺し「愛すべき者がいなくなった絶望」を与えた張本人。
Z-ONEに「希望を思い出して欲しい」と挑んだデュエルで「アフター・グロー」を引けば勝てた場面でドローしたカードがコイツ。彼にとって「絶望」そのものであるこのモンスターに、最後は自分自身の命を奪われてしまうとは、何とも悲しい話だろうか…。