曖昧さ回避
1.冨樫義博の漫画HUNTER×HUNTERの登場人物アルカ=ゾルディック⇒本項で記述。
『HUNTER×HUNTER』第321話以降のネタバレを含みます。コミックス派の方は注意して下さい。 |
---|
人物
存在自体は初期から確認されていたが、第321話「怪者」にて、正式に登場。
暗殺一家ゾルディック家の一員。五人兄弟の四人目の子供。血液型A型。
三男キルアが12歳、末っ子カルトが10歳なので、おそらく年齢は11歳。
巫女のような服装をしており、喜怒哀楽を模した髪留めをしている。
天真爛漫で純粋な性格だが、シルバから「別の何処かからきた闇(なにか)」と形容されるほど特異な能力の持ち主ゆえに、家族からは敬遠されていて、制御不可かつ不気味な存在と見なされている。
しかし、キルアとは仲が良いようで、アルカ自身もキルアを「おにいちゃん」と呼び慕っている。
現在は自宅の奥深くで幽閉されており、何重にも張られたシャッターで隔離されて生活している模様。
性別
- 使用人は「坊ちゃん」、イルミやミルキは「弟」、キルアは「妹」と人によって呼称が違う。
- 2004年6月9日に発行された「ハンターズ・ガイド」では、キルアの弟と記載されている(38ページ)
- 第322話のタイトルは「兄妹」。
これらの事から、実際の性別は女性だが、対外的には男性として育てられている説や、二重人格説、誤植説などがあるが本当の性別は未だ定かではない。
念能力?
「おねだり」と「お願い」
アルカの「おねだり」を3つ聞くと、ひとつ「お願い」を叶えてもらえる。
アルカが叶えてくれる「お願い」には限界が無く、(恐らく)何でも実現する。ただし「お願い」と「おねだり」は等価交換であり、願いごとが大きなものであるほど、後に続く「おねだり」もハイリスクとなる。
しかも、次に「おねだり」をされるのは「お願い」した人物ではなく、それ以外の他人である。
アルカの「おねだり」を4回連続で断ると、断った者とその者が最も愛している者の最低2人が同時に死ぬ。「お願い」が大きい程、「おねだり」を断った時の死人の数が増える。
過去の事例
お願いが「億万長者」であったとき、おねだりは後の人物の「肝臓」「十二指腸」「背骨」「脳味噌」であった。もちろんこのおねだりは果たされず、本人を含め最低67人が死んでいる。
イルミの検証によると、アルカのおねだりを失敗した際、「失敗した人」と「その最愛の人」が死に、さらにお願いの規模が大きいほど「失敗した人と長時間ともに過ごした人物」の順に死ぬという法則を見つけている。
念能力だとすると特質系に所属すると思われるが、あまりに規模が大きな力のため、果たして念能力であるかは現時点で判別不能。
キルアはアルカの能力で、念の誓約と制約と重傷により瀕死となったゴンを治そうとするが、キルアの身を案ずるイルミはヒソカと共謀し、アルカを始末しようとしている。