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速水晃一の編集履歴

2020-12-20 22:35:17 バージョン

速水晃一

はやみこういち

海堂尊作品の登場人物。

  • 医学生時代は剣道部の主将として、「東城大の猛虎」と称されていた。
  • 「城東デパート火災」が起こった際には、当時1年生医師だった速水が陣頭指揮を執り、重傷患者を処置・ベッドマネジメントをしたことから「ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)」と呼ばれるようになる。 …二つ名が多い。
  • 東城大学医学部付属病院に勤めていた時の肩書きは「独立行政法人旧国立大学連絡機構東城大学医学部付属病院救命救急センター部長」。のちに「極北救命救急センター」へ三年間出向する。
  • 好物はチュッパチャプス。(KTVドラマ版では「フルーツクリームロリーポップ」)
  • 原作では田口,島津と、KTVドラマ版では白鳥と大学の同期という設定。

映画版

原作と同様、医療代理店(本作の名称は「メディカルアーツ」)との収賄疑惑をかけられている東城大の救命救急センター長。

基本的にチュッパチャプスを口に加えながらセンター長室で複数のモニターをみている。

横暴且つ不遜な態度で飄々としており、花房や佐藤からは「子供」「我儘な3歳児」などと言われている。

「速水センター長はメディカルアーツに癒着している、花房師長も共犯だ」という手書きの告発文が田口の元に送られ、花房師長のことが書かれていないこと以外内容が全く同じのワープロ文書の告発文が白鳥の元に届いたことにより、真実を突き止める調査が救命救急センターで開始されることとなる。

その後、沼田により倫理委員会が開かれ、その際に告発文の内容が事実であることを認める。しかし、メディカルアーツからの利益供与は必要な医療品などのものだと判明し、その事実も花房が保管していたファイルから確認できた。また、沼田にワープロ文書の方の告発文を送ったのも速水本人で、「自分が弾劾されれば救命救急を白紙に戻せる」と考えた結果だった(しかし、沼田が厚労省の白鳥を関わらせて事を大きくしたいがために白鳥にその文書をそのまま転送した)。

倫理委員会の最中に桜ノ宮の高速道路のインターチェンジでガソリンを積んだトラックが横転し、そのままショッピングモールに引火したために多くの重傷者が病院に運ばれる事態が発生。病院内での全指揮官を高階から任され、かつてのデパート火災と同じように患者を全て受け入れ多くの命を救う。

収賄疑惑と前述の大火災の一件が終わったあとも倫理委員会で出した辞表を撤回する気はなかったが、メディカルアーツから個人的な利益供与(チュッパチャプス)を受けていたため、その辞表は受理されず医者の数が足りない極北病院に飛ばされることとなった。


10年前のデパート火災では医者の数が最も手薄になる時間帯に多くの患者が運ばれ、その状態の病院を当時若かった速水が指揮を執り、それを全部受け入れて出来る限りの治療をしたが結局器材が足りずに断らざるを得なかった(それが悔しくてそれ以降取り憑かれるようになったと花房は語っている)。また、その際に血まみれで患者の治療をしたことから「ジェネラル・ルージュ」と呼ばれるようになったと周囲は考えていたが、実際は青ざめた顔の速水に対し花房が口紅を渡し、それを塗ったのが本当の由来だった(本作では血まみれの方の由来は花房がはっきりと否定している)。


ドクターヘリを導入したいと考えているが、その理由も上記のデパート火災が要因であり、「当時ドクターヘリがあればもっと多くの患者を救えた」と考えている。それからしばらくしても経費削減のために導入は叶わなかったが、ショッピングモール火災の際に白鳥が他県からドクターヘリを要請し、初めて東城大のヘリポートにヘリが着陸することとなった。そして、速水が東城大を去る際に正式にドクターヘリが導入され、彼の念願の夢が叶うこととなった。


関連イラスト

ジェネラル詰め血まみれ将軍


関連タグ

ジェネラル・ルージュの凱旋

すずめ四天王 田口公平 島津吾郎 彦根新吾

白鳥圭輔 花房美和 如月翔子

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