ケルベロスの肖像

けるべろすのしょうぞう

2012年に宝島社から刊行された海堂尊の長編小説。

「アリアドネ・インシデント」から一月後の7月、東城大学医学部付属病院に送られた一通の脅迫状が届き、田口はその調査を依頼される。

脅迫状の謎を解き進めるうちに、送り主が碧翠院桜宮病院と深い関わりがあると分かり、その糸を辿っていった先にはある人物がいた…。

そして、Aiセンターが始動する当日、医学界を揺るがす出来事が起きようとしていた。

登場人物

• 田口公平　…東城大学医学部付属病院不定愁訴外来責任者。Ａｉセンターセンター長。
• 白鳥圭輔　…厚生労働省医政局中立的第三者機関医療事故調査委員会設置推進準備室室長。

Aiセンター運営連絡会議

• 高階権太　…東城大学医学部付属病院院長。
• 姫宮香織　…厚生労働省医政局中立的第三者機関医療事故調査委員会設置推進準備室室長補佐
• 島津吾郎　…東城医大放射線科准教授。Ａｉセンター副センター長。
• 彦根新吾　…房総救命救急センター診断課・病理医。
• 天馬大吉　…東城大学医学部５年生。
• 別宮葉子　…時風新報社会部主任。
• 西園寺さやか　…医療ジャーナリスト。

映画版

• 原作小説とは異なるオリジナルストーリー展開。
• 2009年に公開された映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』の続編ではなく、関西テレビによるテレビドラマシリーズの最終作として制作される。
  • チーム・バチスタFINAL　ケルベロスの肖像（ヤフー映画）