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サーム(シャー・ナーメ)の編集履歴

2021-01-04 02:28:00 バージョン

サーム(シャー・ナーメ)

さーむ

サーム(シャー・ナーメ)とはイラン神話に登場する英雄。

概要

イラン神話に登場する英雄。

叙事詩シャー・ナーメ』の英雄で、ナリーマンの息子、ザールの父、ロスタムの祖父。フェリドゥーン王、マヌーチェフル王、ナウザル王に仕えていた。竜殺しの英雄。


サームはカシャフ川の毒竜をメイスの一撃で倒したことから「一撃のサーム」「必殺のサーム」という異名を持つ。幼いロスタムが巨象をメイスで倒したのは祖父ゆずりと言える。英雄アーラシュと同時期にいた英雄(マヌーチェフルが王子の頃からサームはいるのでアーラシュが生きていた時期には普通にいる)。「シャー・ナーメ」でアルジャースプがザリルを倒した者には褒美を与えると叫んだ台詞の中に「誰がサームのメイスとアーラシュの矢で炎のように我が軍勢を燃やし、我が王国を焦土にする?」という具合に一緒に名前が出てきている。


息子を得た時、赤ん坊の髪と体毛全てが真っ白であったことから、サームは息子を遠方に捨ててしまったという暗い歴史がある。しかしその息子は、霊鳥スィーモルグによって育てられ、力強い青年となった。息子と再会したサームは自分の過ちを詫び、息子にザールと名付け、自分の支配するザーブリスターンを譲った。

孫のロスタムが生まれ少しして生涯を終える。


関連タグ

イラン(ペルシャペルシア) イラン神話 英雄

ロスタム ザール

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