概要
CV:家弓家正(テレビシリーズ第1作)、中村獅童(TVスペシャル『霧のエリューシヴ』)
魔毛狂介とは、『ルパン三世』のキャラクター。
未来人であり、自身の父親をルパンの子孫に殺されたため復讐のためにタイムマシンで現代へやってくる。
ルパンを精神的に追い詰めるため、ルパンの前で館を消してみたり、娯楽や望みを尽く歴史改変によって阻む。終いにはルパンも覚悟を決め、自身の名を遺すための方法を模索する。
しかし仲間との会話で打開策を見出したルパンは、魔毛に最後の願いとして「ルパンに最も似ている先祖である百姓と一緒に消して欲しい」「消えた峰不二子を会わせて欲しい」と切り出す。すっかり勝ち誇っていた魔毛は鵜呑みにしてそれを聞き入れ、過去の世界に消した不二子を連れ戻す。
しかしタイムマシンで戻った先はなんと過去の世界で、見れば先程ルパンが話していた先祖の百姓が居た。これは好都合と喜ぶ魔毛だったが、実はその過去の世界はルパン達が作ったハリボテで、策にはまった魔毛狂介はルパンたちに殺される。
アニメ版では服を刻まれてみっともない姿にされたあげく、自身のタイムマシンを五エ門に輪切りにされたうえ、ルパンと次元にハンマーで鉄屑にされて完全に壊されてしまう。最後はルパンの威嚇を受けて情けなく逃げ帰った。
TVスペシャル『霧のエリューシヴ』で登場した人物は、TV版だと同名異人、コミック『ルパン三世マガジン』掲載漫画だとアニメ第1作との同一人物。
ちなみに『ルパンVS複製人間』のマモーの名は、原作に登場する彼からつけられている。