「任せて下さいハンジさん!!」
CV:樋渡宏嗣
概要
同作(厳密にいえばパラディ島内)では珍しい黒人の男性。
作中では、エレンによるマーレ強襲の際、彼や調査兵団を回収するための飛行船の操縦士として初登場。
団長であるハンジの指示を受け、威勢良く返事をしていた。
その素性は、ジークの命を受けエルディア人の解放のために立ち上がった反マーレ派義勇兵。
マーレ強襲の3年前、同胞のイェレナと共に調査船団に紛れ込んでパラディ島に上陸して以来、最新技術を提供するなどしてパラディ島側に助力していた。
壁内人類以外を知らないサシャから「なぜ肌が黒いのか」という質問に対し「俺たちを作った奴(神)が色んな奴がいた方が面白いと思った」「俺達もユミルの民も求められたから存在する」と答えるなど独特の価値観を持つ。
ちなみに彼がパラディ島に港を造ることを提案した際、「港」とは何かを唯一正確に言い当てたのがハンジであった。こうしたやり取りの積み重ねが信頼につながっていったと思われる。
なお、サシャが一度「オニャンポコン」と呼ぶシーン(26巻)があるが、呼び間違いか誤記か不明。
余談
名前の響きが珍妙でどこか可愛らしいことから、読者の脳裏にこびりついて離れないインパクトを残しているが、オニャンコポンとはちゃんと元ネタのある名前である。
オニャンコポンとは西アフリカのガーナに住むアシャンティ人に伝わる天空を司る神様の名前であり、飛行士である彼にはぴったりの名前である。