概要
バーチャルYouTuber。最初の動画投稿日は2021年1月18日。
ペンギンモチーフの美少女バーチャルYoutuberで、記事制作時点では雀魂を使った麻雀配信を行っている。紅茶花伝をよく飲んでおり、配信内で『紅茶花伝の回し者』を自称したことも。
麻雀の腕前に関しては本人が「チュートリアルすらやっていない、ステータス運100の初心者」と初動画で自称しており、跳満をちょうまんと読むといった役を理解していないどころかとりあえずボタン出たから押した結果アガれた場面もあるなど初心者故の愉快な光景が多かった。
しかし、初期牌時点で一気通貫がほぼ完成していたりとかなりの豪運を持っており腕前を運が大きくフォローしており視聴者を驚かせる場面もしばしば。
知識が身に付けばかなりの腕前になると思われ、今後の成長が期待される。
……のだが、本人がR-18系でもないのに淫紋で話題になってしまったためむしろそっちの方に注目と期待(という名の悪ノリ)が集まりつつある。
どうしてこうなった?
淫紋と聞けばこの記事を思い出す人が多いだろう。
「淫紋取れなくなったフォロワーとなぜか淫紋に詳しいフォロワーたちの邪教集会」
記事を知らない人に簡単に説明すると、バーチャルYoutuber活動開始前の2020年12月16日。
姉からの依頼で作画資料用に淫紋を肌に貼った写真を撮る過程で自分に貼った淫紋タトゥーシールがはがれなくなってしまったのが事の発端であり、淫紋を貼ったのがモーム・エンペルである。
当然淫紋を落とすために奮闘するも、ことごとく愉快な方向に転がってしまう。
例を挙げると、
・先駆者が実践していたオリーブオイルで淫紋を落とそうとするも失敗
※なお先駆者は失敗していた模様
・工業用アルコールを使おうとするが転売屋と怪しまれて使用目的を尋ねられ購入できず
・どうしても落ちなかったため淫紋付けたまま神社に参拝
・茶店で女性店員に同情されて店内に連れ込まれる
これらの活動がなぜか淫紋に詳しいフォロワーの目に触れた結果、様々なアドバイスだけでなく「まず疑問なんですけど剥がれなくてもよくないですか?」や「邪教の集まりかな?」といった爆笑発言が飛び出す。
この時点でアバターが完成していたため本人が画像を公開した結果、アバターに淫紋を装着したファンアートが多数制作される。当然アバターは事件前に制作されたので淫紋はついていなかった……が、アバター制作者が淫紋装着Verのファンアートを制作したりとファンアート方面でも盛り上がった。その後もInmonに一家言ある外国人が出現する、推し作家にフォローされる等喜劇が続いていたところ、有志が一連の騒動をtogetterにまとめる。
簡単に解説するとTwitterのつぶやきをまとめて記事に出来るサイトで、今回の淫紋騒動のまとめ記事が作成されたことによってさらに多くの人々の目に触れられたのであった。
が、これだけで騒動は終わらなかった。
約一週間後、とあるキャンペーンがスタートする。
togetter主催の2020年をまとめで振り返る傑作トゥギャッターまとめ30である。
このキャンペーンは文字通り2020年のベスト30に選ばれたまとめの紹介記事であり、同時にベスト1を投票で決める投票企画が開催されていた。このキャンペーンが12月24日スタートであり、実質ほぼ一週間でのランクインに本人もまとめた有志も驚愕する。
この投票企画には景品があり、1位になったまとめ制作者と投票者の中から抽選で3名に和牛が送られるというものだった。そう、まとめ制作者が和牛をもらえるのである。
もしも淫紋騒動をまとめた記事が1位になったとしても和牛をもらえるのは制作した有志であり、淫紋を貼った本人はもらえないのである。このことに関して「淫紋を貼ったのに和牛はもらえないのか」といった内容をTwitterで呟くとキャンペーン運営がリツイートするなどさらに騒動は盛り上がりを見せた結果――――
淫紋騒動のまとめ記事は1位となった。
これが淫紋で話題になった一連の騒動である。ちなみに12月28日時点で淫紋はあとかたもなく落ちていると報告されており、現在淫紋を付けているわけではないのでご注意。
余談だが、淫紋を貼った本人もちゃんと和牛はもらえたそうな。