特殊な攻撃手段をとる戦闘員。身分は不明。
リベンジャーよりも強く、尋常ならざる実力を持つ。特別製の武器を使用する。
戦闘中に臨機応変に作戦を切り替えてくるため、対処が困難。くれぐれも用心するように。
概要
タワーディフェンスゲームアークナイツに登場するエネミー。「リベンジャー」の上位種。レユニオンと共に登場することが多いが、解説に所属しているという描写がないため傭兵のようなものと思われる。
戦闘能力
何故このような一介の雑魚敵の記事が立っているのか。その理由は恐るべき戦闘力にある。
手にした刀で近接攻撃を行ってくる。上位種だけあって素のステータスは中々。とはいえもっとステータスの高い敵なら他にもいるため、ぱっと見術耐性がある程度のちょっと硬い雑魚に思えるだろう。
しかしこいつは「復讐者」の名の通り、HPが半分を切ると攻撃力と攻撃速度が大幅に跳ね上がる。このゲームはダメージ計算が「攻撃力-防御力」であるため、攻撃力の倍率上昇は見た目以上にでかい。攻撃速度も上がるので、重装オペレーターであってもスキル発動中でなければあっという間に撤退してしまう。
初出は殲滅作戦:龍門郊外。終盤に下位種のリベンジャーと共に徒党を組んで登場し、完全クリアの登竜門としてドクターとオペレーター達に立ちはだかる。強敵とは言ったものの移動速度はそこまで速くなく、遠距離攻撃もできないので接敵前に強力なアタッカーで倒してしまったり、重装オペレーターのスキルで耐えたりすれば凌ぐことはできるだろう。
しかし、こいつの恐ろしさはこんなもんじゃなかった。
危機契約
その後、イベント「危機契約#β」にてPVのセンターを飾り、常設ステージ「第59区跡」にリベンジャー共々登場。詳しくは当該項目で解説するが、このイベントはプレイヤーが「契約」によってエネミーの強化や味方側の弱体化や制限などを選択し、その数(「危機等級」と呼ばれる)に応じた報酬を獲得するといったものである。
その契約の中にはリベンジャー系統を強化するものが存在し、ただでさえ高い攻撃力が更に上昇する上に耐久力も数倍になり、道中での撃破が難しくなる。おまけに彼らの進行ルートには「活性源石」という踏んだキャラクターが継続ダメージを受ける代わりに攻撃力と攻撃速度が上昇するマスが存在する。もうお分かりいただけるだろう。
限界まで契約を積んだヴェンデッタは攻撃力が5000を超え、HPもストーリーに登場するボスの倍以上になるのだ。こんなバケモノを他の契約で弱体化した味方で迎え撃つことになるのだから、その困難さは言うまでもない。しかもこいつが2体登場する。
ひと足早く危機契約が行われた中国版では、そのあまりの強さから「マスター・イー」「旧支配者」「呂布」などと散々な言われ方で高等級を目指すドクターに怨嗟を上げさせた。
じゃあどうすればいいんだよという話だが、ブロックすればワンパンされるならブロックしなければいいのである。先述の通り活性源石の効果で継続ダメージを受けているため、エフイーターのような強制移動能力を持つオペレーターとイースチナやマンティコアのような減速能力を持つオペレーターでブロックしないまま右往左往させて死ぬのを待つという超牛歩戦術が開発された。
それであってもうっかり操作をミスれば死に直結することに変わりはないため、ドクターはリアル理性をすり減らしながら戦うことになる。
その後「危機契約#2」でも登場。例によって専用の強化契約があるが、今回は「覚醒時の攻撃力がさらに上昇」と「攻撃速度上昇+最初から覚醒状態」の2種類から選択することになる。当然、どっちを選んでも素のステータスも同時に強化される。
同イベントのBGM「Art of Blade」は彼らをテーマにしたものだが、その歌詞を和訳すれば「誰も俺を止められない」など散々イキり散らしている。しかも先程説明した通りの戦闘能力を踏まえれば言っていることは間違ってないのでなんとも言えない。
余談
日本語で検索するよりも、中国語の红刀哥で検索した方が作品のヒット数が多い。