概要
スズキ系に属する魚類の1つ。
古くは独立目とされたりカサゴ目とされたが、カサゴ目消滅と共にスズキ目に含まれた。外見からホウボウとの近縁性が言われたが、骨格やDNAは大きく異なり、トゲウオ目やマトウダイ目との近縁性が指摘された。
西部太平洋・インド洋から大西洋の熱帯域に広く分布。浅瀬から深海まで生息域は広い。
大きな胸鰭が特徴的。これを用いて滑空する様に泳ぐ他、敵に襲われた際に勢いよく広げて脅かす。
胸鰭の近くにある糸状の物は腹鰭で、これを足の様に使って「歩き回る」。
多くは単独で生活しているが、未成魚は群れて身を守ることが知られている。