概要
第7話「どっきり?スッキリ!」に登場する、テンガロンハットを被った冒険者風の風貌をしたモルカー。
ほかのモルカーに比べ毛が長く、長毛種と思われる(視聴者の間では長毛種のテッセルあたりをモデルにしたのではないかとする説が有力)。
よく見ると背面にはスペアタイヤが存在する。
劇中では世界の何処かにあるとされる「黄金のニンジン」を求めて大冒険を繰り広げていた。
無事に目的を果たして街に戻ってみたはいいものの、その体はハエも集る程ドロドロに汚れてしまっており、見兼ねたポテト、チョコ、ウシ柄のモブモルカーにドン引きされ、モルカー専用の洗車場へ連れて行かれる羽目に。
洗車場の物々しさを見て洗車を嫌がる冒険モルカーを見たチョコは、落ちてきた宝の地図を見て一計を案じる。
それは…
1. ニンジンを食用の金粉スプレーで塗装して黄金のニンジンを作る
2. 洗車場の従業員さんに手伝ってもらって、洗車場を模した宝の地図を作る
3. そして洗車場の最後のルートに1で作った黄金のニンジンを置く
そう、冒険モルカーの持つ冒険スピリッツを刺激するように仕向けたのだ!
これにより冒険者魂に火をつけられた冒険モルカーは意を決して洗車機に突入。
その後も洗車場を何度も往復して、本来の白く美しい毛並みを取り戻す事に成功したのである。
なお、そのきらびやかな姿を見たポテト達は「うおっまぶしっ」と言わんばかりに
モルカーサイズのサングラスを身に着けて目を保護するのであった。
その次の回の第8話では、経緯は不明ではあるものの悪人に捕らえられてしまっているようで…?
余談
今回の話について、youtubeのコメント欄では
- 「お宝そのものに興味があるわけではなく『困難の果てにお宝を見つけて手に入れる』という過程を楽しみたかった」
- 「冒険モルカーは結果ではなく過程を重要だと思っている」
- 「人を動かすには無理強いではなく、その人がやりたくなるようにする。もしくは相応の褒美を与える」
- 「嫌な事をただ無理強いするのではなく、楽しくなるように工夫をする優しさを見習いたい」
などの感想が多数寄せられた。
登場時のBGMの曲調から判断するに、モチーフは恐らく『インディ・ジョーンズ』の主人公であるインディアナ・ジョーンズ博士だと思われる。