メタルエンパイア
めたるえんぱいあ
メタルエンパイアとは、『デジタルモンスター』におけるデジモンの勢力の1つである。
概要
フォルダ大陸の峡谷に存在する、工業地帯に栄える“鋼の帝国”。
その名の通り、メタルグレイモンやアンドロモン等の機械系デジモンやサイボーグ型デジモンが主に所属する。
嘗ては小規模な組織だったが、技術の進歩から強力なデジモン達が生み出される様になり、現在ではロイヤルナイツにマークされる程の一大大勢力へと成長を遂げた。
その歴史
草創期には既存のデジモンを改造したサイボーグデジモンが主だったが技術の未熟さ故、アンドロモンの思考回路やボルトモンの暴走、メタルグレイモンの肉体の腐敗等の多くの問題が堆積しており、決して幸先の良いスタートアップでは無かった。
だが、その後の研究者達の努力によりそうした諸問題は克服され、負荷に耐えて腐敗しなくなったメタルグレイモン、思考回路の問題を解決したハイアンドロモン等、肉体や頭脳の安定したデジモンを生み出す事に成功する。
其処からやがてマシーン型、サイボーグ型デジモンが徐々に世界中に広まって行き、“帝国”と呼ばれる程の勢力へと成長。その矢先に突然の転機が訪れる。
意図は不明だが四大竜が接触し、自陣に竜型デジモンのデータを提供して来たのである。
これを受けてメタルエンパイアは、「竜と機械の融合」と言う技術革新を迎えた。
こうして生み出されたのが対空迎撃用のメガドラモンとギガドラモン、対地迎撃用のメタルティラノモン、そして水中迎撃用のメタルシードラモンが開発され、これら陸海空のサイボーグ型デジモンによる兵力を背景に急激に勢力を拡大。
そこからやがて、当時の科学の粋を集めた最高傑作としてムゲンドラモンを生み出すに至った。