世間は何と申そうと、鶴は鶴
『仇は倍返し、恩は百倍返し』
それが亡き母の遺言にて
プロフィール
所属 | 対魔忍 |
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忍術 | 不明 |
属性 | 不明 |
イラスト | ZOL |
CV | 不明 |
概要
五車学園の3年生。
穂稀なおや死々村孤路の親友であったが、彼女の右足が発見されたことにより二車の反乱で死亡したとされていた。
本名は「佐郷鶴」。対魔忍ライブラリーこと佐郷文庫の娘である。出雲は母方の姓。
血縁上はふうま小太郎の親戚にあたる。
存在自体は初期にライブラリーの口から仄めかされていたが名前の登場はメインシナリオ19章から。
殺人鬼の捜索に向かっていたふうま御一行。無事犯人と思わしき用務員を追い詰めたところ、彼の体が突如爆発四散、死体の傍に残されていた小包を開けると、そこには氷漬けにされた女性の左足が__
それを孤路が黄泉録ったところ、彼女となおの親友・鶴のものであることが発覚し、物語は急展開を迎える。
26章にて、彼女を拉致監禁した犯人・斉藤半次郎の家に潜入したふうま御一行。
その地下室で斉藤と対峙するのだが、斉藤は自分が魅了されたのち見限った女をもとに製造されたデミ・ヒューマンをけしかけてきた。
おそらく鶴もこのなかの一体にされたのだろうと絶望するふうま達。しかし斉藤は「彼女は生きている」と言い放ち、突如倉庫の錠を爆発させ、中身を見せた。
そこには、四肢を切断され、全身にピアスと刺青を入れられ、装置で食事・排泄を自動化し、無理やり生かされている鶴の姿が。
曰く、他の女は命乞いをしてきたが、鶴くんはそのような真似をせず、最後まで高貴さを失わなかったから殺さなかったとのこと。
その後斉藤は弟の半三に始末され、鶴は救出された。
事件解決後にふうまはライブラリーにこの件を伝えたが、自分のことは鶴には話さないようにとふうまに伝えている。
救出後の容体は快方に向かっており、2週間後にはサイボーグ化の手術により完全復帰。
復帰後は自分を救ってくれたふうまに恩を返すため、ふうま家専属メイドとして仕えるためにふうま邸へ赴く。最初はふうまも遠慮をしていたが、彼女に根負けして雇うことになった。
ちなみに最初は御庭番を志望であったが、既に席が埋まってることを知ってメイドになる決意をしたとのこと。
余談
彼女が斎藤にされた仕打ちを、周りの人たちに笑い話として語っているそうである。おそらく歴代対魔忍シリーズを含めても、鶴は最も精神力のあるキャラクターであるといえよう。