三保の松原
みほのまつばら
静岡県の三保半島にある景勝地
概要
三保の松原とは、静岡県静岡市清水区の三保半島にある景勝地である。総延長7キロメートル。5万4000本の松林が生い茂る海浜である。
万葉集に歌が載るなど平安時代から親しまれている景観であり、駿河湾を挟んで望む富士山や伊豆半島の美しい眺めで有名。
その景観は、日本新三景や日本三大松原に数えられる。天橋立とともに日本初の国の名勝に指定されており、また、ユネスコの世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つでもある。なお、世界遺産の申請の際、ICOMOSによる登録勧告では三保の松原だけが富士山から遠すぎるという理由で除外すべきと勧告されたが、最終的には登録された。
最近では、海岸浸食や松枯れなどの問題が起こっている。
別名・表記ゆれ
三保松原:国の名勝や世界文化遺産、日本遺産構成文化財等の一覧での表記