「敵に待てと言われて待つやつがあるか 行け 1番」
「人の胸ぐらをつかむのは生まれて初めてや 許せ御堂筋!!」
CV:德石勝大
演(舞台):一瀬悠
演(ドラマ):結城洋平
概要
京都伏見高校2年生→3年生。スプリンター。3年生の時には副主将を務める。
頬にあるソバカスが特徴。穏やかな性格。
インターハイでのゼッケン番号は、2年生→94。3年生→113。
中学時代はバスケットボールを3年間続けていた。高校1年生の春に石垣光太郎からスカウトされる形でロードバイクを始める。(RIDE.326)
石垣が卒業する際に、「おまえはがまんのできる男」「おまえが御堂筋の『良心』になってやれ」と託される。(RIDE.323)
インターハイでは
インターハイで初めてメンバー入りする神奈川大会は、2日目に御堂筋の「フェイズ13」によって井原と共にリタイヤ。
翌年の栃木大会は1日目に他校のマークから抜けて追い上げを図り集団に追いついた坂道に御堂筋のフェイズの指示で追うこととなったが、自分と同じカゲの感じ(におい)がすると思いつつもその実力差に圧倒され思わず引き留めてしまい、御堂筋の協調を断ったのは正しい判断だったと伝える。その時に名前を聞こうとした坂道に「3年のヤマ」と答え、坂道も「ヤマさん」と返している。
レース後、優勝を逃した御堂筋が姿を消したことで探しに走るが、結果的には徒労に終わった。
2日目は最終ステージを御堂筋が制したことで表彰式での御堂筋のパフォーマンスに周りが湧く中、チームでただ一人言い過ぎではないかと懸念する表情を見せている。
更にはその夜、御堂筋の指示でメンバー全員丸刈りにされた上にムチャぶりなオーダー(フェイズ)を出してきたことに思わず胸ぐらを掴み、そのオーダーを遂行することを誓う。
3日目はスタート前に広島呉南の浦久保と何らかの交渉をした模様で、フェイズ99として小鞠や同じスプリンターの船津と共にわざと集団に飲まれ、集団の速度を上げて総北と箱学の追走組に追いつくまでその集団を引き、追いついたところ戦線を離脱してリタイアした。一緒に引いた船津は今までバカにしてたと言いつつも、その姿を見て「木々に隠れてひっそりと咲く山桜」に例えている。自身のリタイア後、御堂筋のリタイアの一報を聞いて、石垣が「御堂筋の良心になってやれ」と言ってたことは「御堂筋の側にいてやれ」と言う意味だったこと気づく。
使用車種について
原作ではPanasonic、アニメ版ではANSWER(BSのアンカー、石垣の色違い(緑))、ドラマ版ではKhodaaBloom FARNA SL105と、各作で異なるメーカーの車種に乗っている。
なお、井原と辻もアニメとドラマ版では同じメーカーの車種(車体色と変速機に違いがある)に乗っているが、ドラマ版の車両のみその2人と違う軽量材質を使ったフレームとなっている。