概要
株式会社マンナンライフが生産している、こんにゃくゼリーの商品名。こんにゃくの食物繊維を特徴にして作られたので、健康とダイエットに良いと宣伝されている。1991年に始めて発売された。
通常のゼリーのゲル化剤であるゼラチンの代わりに、コンニャクイモに含まれる食物繊維のグルコマンナンと、様々な果汁や糖類を加えて作る。
ゼラチンで作った通常のゼリーより、弾力性が高いため、よく噛んで食べなくてはならない。それは、通常のゼリーの感覚で噛まずに飲み込むと、喉に詰まらせて窒息することがある。これが原因で特に噛む力の弱い幼児や老人は、食べさせてはならない。
最初は円形だったが、窒息事故が相次いだため、1996年に左右対称のハート形に、その翌年に左右非対称のハート形に変更したが、窒息事故は0にならず、2008年の10月から12月まで生産を中止した時期があった。
2008年からは、ハート形だけでなく、クラッシュタイプの蒟蒻畑というゼリー飲料タイプも販売されるようになり、その翌年には、特定保健用食品に認定された。
過去には、スープタイプの蒟蒻畑が、生産・販売された時期があった。
蒟蒻畑のバリエーションとして、アロエリーナとララクラッシュが存在し、アロエリーナは2000年と2001年に発売され、現在はもうないが、ララクラッシュは2012年から発売され、現在も発売されている。
2021年には、30周年を迎えた。
CM
1994年から、CM放映が始まった。
蒟蒻畑のCMはなぜか、へそ出しを活かした内容が多い。その多くは、にゃくにゃくというポーズを取るもの。両手の親指と人差し指で、おへその中心から半径6㎝か7㎝ぐらい真横か斜め上に離れて、お腹をぷにぷにとつまむ、というポーズをする。
以前は、上信電鉄の電車を使ったCMと、ハートの形に因んだCMがあった。また、上信電鉄の一部の電車で、蒟蒻畑のラッピングによる公告電車が存在する。
2020年は、「しゃべるタイプの蒟蒻畑」と題し、蒟蒻畑自身が商品の魅力を直接伝える内容のCMとなっている。尚ぶどう味は梶裕貴が、りんご味とソーダ味は鬼頭明里がそれぞれのCVを担当している。
2021年3月1日から、30周年記念のCMの放映が始まった。
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