概要
主人公・武藤遊戯が通う童実野高校の教師。
通称「生活指導の鶴岡」。一見すると美形だが、実はヅラでハゲ頭。
『DEATH-T編』終了直後に登場しているが、アニメ(初代遊戯王、遊☆戯☆王デュエルモンスターズ)には未登場。
人物
同僚の女性教師である蝶野とは違う意味での嫌味な性格だが、蝶野とは違い幾分かは冷静。
だが教師としては大いに問題のある人物で、教育理念以前に「生徒が教師に逆らう権利は死ぬまでない」「教師は生徒に何をしても許される権限がある」という考えを持つ。それ故に、「友情などを下らない」と思っている節があり、遊戯やその仲間達を「取り柄のない落ちこぼれ」と切り捨てている。(ちなみにこの時遊戯・城之内・本田はテストの成績でビンゴゲームをやっていたのだが、三人とも下から数えた方が早い壊滅的な成績であり、遊んでる場合じゃないのは事実)
ぶっちゃけた話教師以上に人間的な資質に問題があり、どうして教師になれたのか不思議なレベル。
遊戯が真崎杏子から譲り受けた「ラブリー二号」(たまごっちタイプの携帯ゲームで、同じゲームに向けて信号を送るとランダムで相手側から音が鳴る。要はカップリングゲーム)を見つけると踏み潰そうとするが、その直後に闇遊戯からゲームを仕掛けられる。自身はそれを引き受け、ラブリー二号を一時間以内に見つけられなければ破壊することに加え、遊戯、城之内、本田の三人を停学にすると脅すが、杏子の協力と頭脳を働かせた闇遊戯によって、通信音で隠し場所を発見される。
闇遊戯は鶴岡の高圧的な態度と言動から考え方を見抜き、自分で身に着けて隠し持っていると看破していた。
今度は「聖職者である私に指一本でも触れたら退学にしてやるぞ!」と職権乱用も甚だしい暴論で牽制するが、杏子が持っていたもう一つのラブリー二号を闇遊戯が起動させると、何と鶴岡の頭から軽快な音が鳴り始める。
ここまで来て教師も何もあるか、と城之内と本田が襲い掛かるが、もみあいの中でラブリー二号が発見されたのは何とカツラの裏側。
実は鶴岡はつるつるのハゲであり、カツラを被っていたのである。よりによって目の仇にして喧嘩を吹っ掛けた相手に秘密がバレてしまい、「誰にもこの秘密を言わないでくれ~!」と城之内に泣きつくハメになってしまった。
読者にネタキャラ扱いされたのは言うまでもない。
関連タグ
刈田(遊戯王)……同僚教師。嫌味な部分は他の2人より一枚落ちる。