CV:勝生真沙子
概要
主人公の武藤遊戯が通う童実野高校の女性教師で泣きボクロが特徴。
同僚や男子生徒から高い人気を得ている学園のマドンナ的存在だが、その本性は心も性格も醜悪な悪女そのもの。
アニメでは第一作に登場し、年齢は25~30歳以上と思われる。
髪型や輪郭、顔芸などの特徴は後に登場する孔雀舞と共通しているが、性格は似ていない。
罰ゲームはアニメオリジナルキャラの姫小路薫子(童実野高校の女子生徒)に似るが、薫子のは「体が老いていく幻覚を見せられる」というもの。
人物
表向きは学校のマドンナ的存在で、生徒・先生達からもその容姿故に注目されているが、男女交際を含むあらゆる校則違反者を退学に追い込む為に「退学魔女リン」と陰であだ名されている。
一見美人に見えるが、それは厚化粧によるもので、素顔はかなり凶悪な人相。
遊戯王シリーズにおける顔芸を最初に披露したキャラでもある。
性格は極めて傲慢で、お見合いをしては相手の男性をクソミソにけなして悦に入るのを趣味としており、生徒の校則違反を咎めて退学させるのは学校の規律を守るためではなく自身のストレス発散の為であるなど、童実野高校のヤバすぎる不良達に負けず劣らずの性格破綻者。
原作では、教頭にお見合いの事を詮索されて虫の居所が悪かった為に抜き打ちの持ち物検査を行い、野坂ミホの机に入っていた本田のメッセージパズルを読み上げるという嫌がらせに出た為に闇遊戯によってパズルを闇のゲーム(というより実質処刑器具)に変えられた。
パズルが完成した瞬間、自らの厚化粧がパズルピースのように崩れ落ちて生徒達の前に凶悪な素顔を晒してしまうという罰ゲームが執行され、教室から逃げ出している。
初代アニメ版ではミホがレギュラーキャラに昇格した為、城之内に想いを寄せるモブの女子生徒のメッセージパズルを発見、読み上げようとしたが杏子に止められた。
こちらでは校則をより厳しくすべく校長に働きかけていたが、校則の厳しさに疑問を呈する杏子に苛立ち、『校則見直しを求める署名』を集めるよう提案する裏で同僚教師たちには「校則を廃止しようと企んでいる」と杏子を問題児として言いふらした。
また校則違反の処罰免除を餌に、不良生徒たちに署名活動を妨害させ、妨害行為に怒った城之内が不良と喧嘩になったことでその元凶として杏子を退学処分にしようとした。
この横暴から闇遊戯の標的となり、『割れた鏡を目隠ししたままパズルのように組み立てる』という闇のゲームで対決する事になるが、自分だけは目隠しを解くルール違反を犯したため、罰ゲームによって化粧で隠していた素顔を晒してしまう(原作と異なり、老婆のような老け顔となっていた)。
なお初代アニメ版では原作で少し触れられるだけだったお見合いの詳細が描かれ、見合い相手の男性と(表面上は)つつがなく接していたところに転んでぶつかってきた子どもを気遣わず、蹴って追い払い泣かせる醜態を見せたことで相手から縁談を断られていた。
登場回以後も何度か登場しており、厚化粧をどれだけ塗り固めてもすぐにヒビが入ってしまうという後遺症(?)が残っている。
校長から「お肌の曲がり角をとっくに過ぎている」と言われているため、年齢はおそらく30代以上であると思われる。
関連タグ
鶴岡(遊戯王)……同作品における童実野高校教師。こちらは蝶野とは違う意味での嫌味な教師である。
刈田(遊戯王)……同僚教師。嫌味な部分は他の2人より一枚落ちる。