概要
しかしアニメでは未登場で、そのためかあまり知られていない。
眼鏡をかけた小柄な体格で、気弱な性格であるなど、眼鏡以外は初期の遊戯との共通点が多い。
人物
初登場時以前から不良(?)生徒・騒象寺にリサイタルのパーティー券を売り捌くよう強要されており、遊戯にもパーティー券を買うよう頼んでくる。
遊戯も騒象寺からパーティー券を押しつけられており、騒象寺の犠牲になるのは自分だけで十分と考えた遊戯が券を全て引き取ると申し出たことで彼に好感を持つ友也だったが、その現場を終始見ていた騒象寺によって暴行を受け、リサイタル当日に見せしめとして遊戯の前に晒される。
そのことが闇遊戯の逆鱗に触れ、騒象寺は成敗された。
この一件により遊戯との親交を深めることになり、城之内克也らいつもの面々とも親しくなる。
DEATH-T編では城之内の依頼により、入院した遊戯の祖父・双六の付き添いとして病院にいた。
作中のアメコミヒーロー「ゾンバイア」の熱烈なマニアであり、自室には大量のゾンバイアグッズが並んでいる。これらは、多忙で息子の相手ができない父親から買い与えられたものである。
眼鏡とコンタクトを常備しており、眼鏡は一度騒象寺に割られた。
小柄、非力でもトレーニングがしやすい空気入りのパンチバッグで筋トレ(ヒーローごっこ?)をしている。後に出るコレに似てるとか言ってはいけない。
父親について
仕事柄なかなか構ってやれないがゆえに、帰宅した時にはかなり過保護に接しているほど息子の友也を溺愛しており、家庭面では裕福である上に良好なものであることが分かる。
だが息子を溺愛するあまり、「自信をつけてほしい」という理由で不良三人組に大金を渡し、ゾンバイアごっこに興じる友也の悪役・やられ役を演じさせるなど、本人に悪気はないが危なっかしいところもある。
そのやり方から案の定、当初は協力的に振る舞っていた不良たちから金蔓(カモ)と見なされ、遂には恐喝される。
不良たちは「遊戯を誘拐した」という嘘の予告と案内地図を書いた手紙を友也に送りつけて自分たちの元へ呼び寄せ、父親も電話で「大金を払わなければ友也を嬲り殺しにする」と脅される。
手紙で指示された場所に来た友也は不良に暴行された上、友也本人に「すべては父親の指示による芝居だった」と真相を知られる破目になる。
しかし、駆けつけた闇遊戯に不良たちが闇のゲームによって成敗されたことで事なきを得た。
余談
- 友也が大ファンであるゾンバイアは、後に「ダークヒーロー・ゾンバイア」という名称でOCG化された。
- 先述の通りアニメ未登場であるが、友也と類似したオリジナルキャラの灰山が登場している。こちらは気弱そうな性格を装っているだけで、本性は残忍な大悪党という二面性を持つキャラである。
- 原作序盤の準レギュラー的な位置付けで、原作の花咲のポジションを東映版で野坂ミホが担ったと言えなくもない。
- 作者に城之内と下の名前を間違えられた騒動は有名で、その際に読者たちには花咲と名前が一緒だったために即間違いだと気付かれた。
関連タグ
丸藤翔:アニメ版の次回作に登場するキャラクターで、『小柄な体格の眼鏡男子』かつ『主人公の仲間』といった点が共通しているため、ある意味では友也の後輩とも言える。