概要
2020年に放送を開始したアニメ、『ひぐらしのなく頃に業』。
本編も祟騙し編に続いて完全新作である。
梨花は前3章においての惨劇を経験し、ここから大きなルール変更が入る。
あり得ない惨劇によって再び死した梨花。
羽入の残滓によってルールの変更とループを諦めることができる物の存在を教えられて再びループへと投じる。
そこではかつての梨花を襲っていた絶対的な意思による殺意とは明確に違う、頼ろうとした人物を狙い撃ちにした明らかな悪意によって以前以上の惨劇のループへと叩き落とされる。
ループを諦めかけ心が折られる寸前に、繰り返す異物の存在に気づき、ある人物がボロを出したことによりついに、信じられない黒幕がその悪意を見せる。
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タイトル一覧
ネタバレ
業オリジナルのカケラ。祟騙しで大石に殺害されたカケラの世界へと戻った梨花だったが、記憶が維持されていることに気づく。それは、羽入の残滓が梨花の繰り返す者としての力を修復した結果だった。そして、羽入は消える寸前に祭具殿にある繰り返す者を真の意味で殺すことの出来る剣のことを教える。
しかし、繰り返す中で疲弊していた梨花はほぼ残骸になっていた剣のカケラを取り、後ループする数を5回と定める。
その後、村へとかつて惨劇を断ち切るきっかけともなった赤坂が訪れ、梨花は僅かに希望を抱く。しかし……
今までは起こらなかった雛見沢症候群を発症させた赤坂により梨花は殺害されてしまう。その上、その後の世界でも公由、園崎茜が雛見沢症候群を発症させて梨花を殺害。その上、ループして間もなく圭一が雛見沢症候群を発症させてエンジェルモートで部活メンバーや店員、客達を殺害し、梨花は絶望してしまう。
梨花が惨劇の果てに手に入れた聖ルチーア学園での生活、それを得られぬまま……。
ループして目を覚ました梨花はすぐ側に居た沙都子に心情を僅かに吐露する……が、雛見沢症候群を発症? させた沙都子の手により腹を切られ、殺害される。その際、沙都子は「雛見沢を出たいと思うことが罪」「オヤシロ様の巫女失格」と語り、梨花は心を折られてしまう。
その後の世界、梨花は雛見沢の外へと出ることを辞め、日々を過ごしていた。すると、その世界では圭一やレナが疑心暗鬼になることもなく、詩音達が祭具殿に入ることもなく、鉄平が帰って来ることもなく、鷹野三四も自ら改心していた。しかし、まるでサイコロで理想的な目だけが出続ける様な状況を梨花は酷く不気味に感じていた……。
そして……
猫騙し編ラストにて、ループ能力者でしかあり得ない、違う世界の経験という反応をしたことによってついに黒幕が判明した。
それがバレた瞬間に梨花へと拳銃を向ける、梨花が時折見せた魔女としての目と同じ目をした沙都子。
即ち、沙都子こそが“業”における梨花へと降りかかる惨劇の黒幕であった。