「半分は小切手にしろ!」
CV:飯塚昭三
概要
『秘密戦隊ゴレンジャー』第19話「青い火花!海に浮かぶスパイ戦線」に登場。
スイスのイーグル本部が開発した「秘密兵器X」の開発を阻止するために、設計図を盗み出したミスサファイアをゴレンジャーたちから護衛して、組織との取引を無事に成功させる事を使命とするフランス出身の仮面怪人。
黄色い羽根突き帽子を被り、鉄の鎧を身に付け、キリッとした顔つきをしたいかにも中世の剣士の様な容姿をしているが、騎士道精神溢れる人物という訳でもなく、ミスサファイアに偽者の設計図を掴まされたと知ると怒りに任せて殺害したことからも分かるように少々短気でせっかちな性格をしている。
腰に携えたフェンシング状の件が主な武器で、携帯している投げナイフも百発百中の腕前を誇る。
頭に刺さっている取り外し可能な巨大なナイフが奥の手であり切り札で、これを投げつける必殺技『剣返し』は巨大な岩をもバターの様に切り裂く程の威力がある。
最後は『ゴレンジャーボール』を受けて爆死する。
ミスサファイア
世界を渡り歩いて悪の組織に武器を売りさばき荒稼ぎを行う悪のエージェント。
演じているのは後にアマゾンキラー役に抜擢されるとなる賀川雪絵氏。
本作ではスイスのイーグル本部から「秘密武器X」の設計図を盗み出し、黒十字軍に売りつけようを目論んでいた。
ちなみに現金しか信用しない主義の持ち主の様だ。
日輪仮面やゴレンジャーたちを同時に罠にかけて偽者の設計図を渡し、代金の100億円を騙し取ろうとするなど、抜け目なくしたたかな人物で、それを日輪仮面に見破られて追い詰められると、最後の足掻きとして日輪仮面をボートに誘い出し沖に連れ出して暗殺しようと目論むも、逆にボートに乗り込んでいた剣仮面に抹殺されてしまった。
なお、肝心の本物の設計図は彼女が肌身離さず身に付けていたスカーフに隠されており、例の如くさっさと現場から引き揚げてしまった日輪仮面はこれを見逃しゴレンジャーたちに設計図を奪還されるという大失態を起こしてしまい、後に総統閣下から責任を追及される羽目となってしまった。