「逃げない!今度こそ俺は───────俺の誇れる“俺”になるんだ!!」
概要
CV:畠中祐
カバネを非常に憎んでおり、不死の怪物と認知されているカバネを殺す為、その研究と対カバネの武装“ツラヌキ筒”の開発を友人の逞生と共に独自で行っている。
顕金駅がカバネの襲撃を受けた際にツラヌキ筒を使用しての戦闘を行った経緯で噛まれてしまい、カバネについての研究によって得た知識に従って、カバネ化を免れるために自らの首を機械まで使って締めるという正気の沙汰とは思えない手段(彼の独自研究により、ウイルスが脳に至らなければよいという確信を得ていたからでもある。)をとり、その結果・・・・・
彼は人でもカバネでもない存在─────カバネリとなる。
生き残った末に甲鉄城へと乗り込んだ生駒は、カバネに怯える民衆らによってやはりカバネリであることが判明した無名と共に最後尾車両に隔離されるが、駅への移動中に突如として侵入してきたカバネを撃退したことがきっかけとなり、貴重な戦力兼対カバネ武装開発者として次第に受け入れられるようになる。
人物
周囲とは真逆の考え方をしているために侮辱されがちで、カバネリと戦い殺すことで見返してやろうと思っていた。
無鉄砲だが正義感が強く、危機的状況における精神力の強さは某死に急ぎ野郎のそれに負けずとも劣らない。
諦めの悪さについては筋金入りで、“生”への執着もまた非常に強い。
しかしカバネリになった後に甲鉄城から突き落とされた際には、あまりの絶望から流石の彼も“生”への執着を捨て、甲鉄城が駅から脱出する最後の手助けをすることで「人類の敵たる“カバネ”、そして自身らの命の為に切り捨てた“人間”でもある自分に助けられて生き延びた」記憶を人々に焼き付けんとした。この場面は畠中氏の名演もあって怨嗟の台詞が驚くほどの迫力をもっているため必見である。
尚、畠中氏は、無名役の千本木彩花と2019年12月に結婚。
カバネリ婚である。