真・女神転生デビルチルドレンシリーズにおける主人公のひとり。
おもにゲーム版黒の書と、GB世代のゲームを基にしたメディアミックス全般の主役を務める。
相棒はケルベロスのクール。
概要
ゲーム版
「黒の書」での主人公。原宿小学校の生徒。冷静沈着で弟思いな性格。
デビルにさらわれた弟のナガヒサを捜すためデビルチルドレンとして魔界へと旅立つ。
しかし、ナガヒサは天使たちに助けられており、彼らの堕落した世界を一からやり直すという考えに賛同して行動していたため、対立していくことになる。
大魔王ルシファーと人間の女性の間に生まれたハーフで、「赤の書」主人公の要未来とは異母兄弟、ナガヒサとは異父兄弟にあたる。
「白の書」ではデビルチルドレンとしてさらに力をつけており、デビライザーなしでもデビルの召喚ができるようになっている。
以降の世代ではストーリーには登場しないものの、バトルネットでの対戦が可能。
GB世代の頃は後述するアニメと同じ向こう見ずで子供っぽいキャラ紹介の割に作中では割と冷静な動きを見せており、実際GBA世代に入ってからのバトルネットのキャラ紹介文では「冷静な判断力の持ち主」で固定された。
「炎の書/氷の書」では対戦前後にセリフが入るが、この頃にはすっかり落ち着き払った性格のキャラになっている。
アニメ版
お調子者で物事を深く考えず、面白そうか否かのみで行動を判断する癖があり、何かと後悔することが多い。
何でもクールでスマートにキメるカッコつけたがりだが、恋愛方面が苦手でかなり純情。
パートナーのクールとは喧嘩ばかりしているが、いざというときはいいコンビネーションを見せる。
体内にデビゲノムという遺伝子を持っており、それによって魔界へ行くことができる。
他のメディアと違って未来やルシファー等の登場人物との血縁関係は特にない。
漫画版
原宿小学校剣道部に所属。右耳にピアスをしている。
当初は何をやっても未来に勝てない、目の前の状況についていけない等ヘタレな面が目立ったが、未来との離別をきっかけに実力的にも精神的にも大きく成長する。
数多くの修羅場を潜り抜けたこともあり、未来と再会する頃には物事に達観したような性格となっていた。
他メディアと違い単身でデビルたちと渡り合えるほどの実力を身に着けており、フェンリル率いる反乱軍の主力として自ら敵陣に切り込んでいくこともしばしば。
ドッペルゲンガーとの戦いで右腕を失ったため、以降は義手をつけている。
大魔王ルシファーの一人息子で、エレジーとは従兄妹にあたる。
GREE&モバゲー版
特定イベントに、プレイヤーのナビゲーターとして成長した姿で登場。服装も新規。
おそらく性格はゲーム準拠なのだろうが、前途した「炎の書/氷の書」での言動に比べるとテンションが高くなっている。
ちなみに公式でイケメン認定された。