概要
映画ドラえもん第20作『のび太の宇宙漂流記』と同時公開されたドラえもんズ映画。1999年公開。
本作は王ドラとエル・マタドーラのダブル主人公制で、これによりドラえもん以外のメンバーは全員主役を経験した(劇中でもエル・マタドーラが「やっと主役が回ってきたぜ」と言うメタ発言と思しき台詞がある)。それ以外のメンバーの出番は後半部分のみと少なめ。
ストーリー
世界一のお菓子工場であるオカシナナ王国で行われる「オカシナナまつり」に参加するジェドーラからお菓子の材料集めを依頼されたドラえもんズは、それぞれ頼まれた材料を手にオカシナナ王国へ向かっていた。
しかし、会場に向かう途中で「オカシナナまつり」の参加者の一人・ニガニガの差し向けたロボットの妨害に合ってなかなか完成せず、さらに王ドラとエル・マタドーラが些細なことで喧嘩してしまう。
何とか妨害を乗り越えて会場に着いたドラえもんズは、7人全員の力を合わせて両親の喧嘩で笑わなくなったオカシナナ王国の王女・ハニー姫を喜ばせるお菓子を作ろうと奮闘する。
ゲストキャラクター
余談
お菓子コンテストの出場者の中に、『21エモン』のメインキャラクター3人(つづれ屋21エモン、モンガー、ゴンスケ)がカメオ出演しているが、ニガニガの妨害によって失格に落とされている。
ちなみに、この3人が製作したお菓子は「さつまいもの水飴ロケットステーション」で、ゴージャスで高級感あるお菓子が好きなシュガ王妃からは高評価を得ていたが、水飴を瞬間接着剤に摩り替えられ、歯が砕けるほど硬くなってしまったため失格となった。