人物![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
トーマス・ロックリー(Thomas Lockley、1978年 - )とは、イギリス出身の歴史家、英語教育者、日本大学法学部准教授。ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)客員研究員。
イギリス生まれ、日本在住。担当教科は歴史と英語、特に国際的視野に立った日本史を扱う。日本やアジアの歴史に関する多くの研究も行なっている。日本語の著書などでは姓が先に書かれ、「ロックリー・トーマス」または「ロックリー トーマス」と表記される。
人種は白人であり、髪と瞳の色はブラウン。英語はイギリス訛りで話す。2024年に発行した著書(英語部分の「著者について」)によると、家族と共に千葉で暮らしていた。
経歴![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
1978年、イギリスで生まれる。
2000年、JETプログラムの参加者として来日し、ALT(外国語指導助手)として鳥取県鳥取市の小学校で2年間勤務。
2016年、織田信長に仕えた弥助に関する論文「The Story of Yasuke: Nobunaga's African Retainer」を『桜文論叢』に発表。
2017年、初めての著作となる『信長と弥助 本能寺を生き延びた黒人侍』を発行。
2019年、日本大学法学部の准教授、およびロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)の客員研究員となった。
同年4月、Geoffrey Girardとの共著『African Samurai: The True Story of Yasuke, a Legendary Black Warrior in Feudal Japan』を発行。
同年5月12日、Youtubeチャンネル「The Black Experience Japan」で上記の著書と弥助について熱弁した。
2024年、著書『A Gentleman from Japan: The Untold Story of an Incredible Journey from Asia to Queen Elizabeth’s Court』を発行。
同年6月18日、Youtubeチャンネル「Lance E. Lee Podcast from Tokyo」で著書について熱弁した。
著書![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 『信長と弥助 本能寺を生き延びた黒人侍』2017年1月25発売、ISBN-13 978-4778315566
- 『African Samurai: The True Story of Yasuke, a Legendary Black Warrior in Feudal Japan』2019年4月30日発売、ISBN-13 978-1335141026
- 『英語で読む外国人がほんとに知りたい日本の文化と歴史』2019年7月24日発売、ISBN-13 978-4487812882
- 『英語で読む日本の歴史をつくった女性たち』2022年3月22日発売、ISBN-13 978-4487815364
- 『A Gentleman from Japan: The Untold Story of an Incredible Journey from Asia to Queen Elizabeth’s Court』2024年5月21日発売、ISBN-13 978-1335016713