概要
「チェリーピッキング」とは自身の都合の良いもののみを選び、それと矛盾するような証拠を意図しているか否かに関わらず隠したり無視する行為。
熟れたサクランボだけを取るという意味からきている。
発展型
最近ではストローマン論法とチェリーピッキングやWhataboutismの合わせ技のような詭弁もよく使用されている。
「〇〇な奴らは普段△△と言っているくせに⭐︎⭐︎してるのはどうなんだ!」など。
敵対する相手の集団から都合のいい部分だけ抜き出して(チェリーピッキング)それを都合よく解釈/歪めて「お前はどうなんだよ!」と言って論破したつもりになっている(ストローマン論法+Whataboutism)
個々の問題や主張は多くの場合それぞれ独立しているので、「それはそれ、これはこれ」で切り離して考えるべきなのだが、『相手への攻撃』や『論破』『マウンティング』にこだわるネットで議論では、こういった詭弁が当然の如く使用されている。故に「議論」「対話」が不可能な場所になっている事は否めないだろう。