燃え盛る煉獄の中で、『鬼帝』閣下はかくのように仰せになった。
「人間の脳に刻み込め。自分達の精神を蝕む超絶高難易度の恐怖を」
「私の概要を見ただけで人間全員が吐くようにさせなさい。」
「ゲームをやったことのない人間にでも分かるように、私の名前を刻み込め」と。
概要
当初本作はハローキティが好きな小さな子供達(と萌え絵師に惹かれた大きなお友達)を対象にした
誰もが楽しめるヌル目のブロック崩しだと思われていた。
それが人間とはいかに無力な存在であるかを我々に教えるため、
人知の及ばぬ遥かな深遠よりやって来た地獄王だとだれが予想しただろうか。
地獄たち
- 壁やブロックに当たったボールがありえない方向に反射した。
- ブロック崩しをやっていたと思ったら弾幕ゲーになっていた。何を言ってるのかry)
- しかも暗闇のステージでは敵弾が見えない。何処のみすちーですか?
- ボールが当たると向きの変わるブロックを全て所定の向きに揃えるのだが、もう一度ボールを当てると向きが変わってしまう。まさにセルフ賽の河原。
- セーブ・ロード周りの環境だけは快適である。体を切り刻まれて再生して再び切り刻まれるという等活地獄が現世に現れたのだ。
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御覧のとおり、普通の人間の脳では耐え切れないほどの悪意が目一杯詰まっている。
そして、あまたの地獄を乗り越えて手に入れた物は公式サイトで有料DLできるCG集のみ。
…製作したのは新しい血族に違いない。
以上の事から2010年度クソゲーオブザイヤー携帯最優秀作品に選ばれた。おめでとうございます。
ちなみに本作と優勝を賭けて争ったのはプーペガールDS2と大戦略PERFECT ~戦場の覇者~という凶悪なバグゲー達だった。
こちらも並みの年ならぶっちぎりで大賞に選ばれていたことだろう。
そして栄えある?栄冠に輝いたにも関わらず続編が製作されていることが明らかとなった。
数多のプレイヤーを地獄送りにしてもなお飽き足らない、まさに覇王の貫禄である。
余談
しかしながら、何の見返りも無い事を承知の上で本作を購入した人間も多く存在するのも事実である。
6に従う人間とはこのような気持ちなのだろうか?
やっているだけで…吐き気がこみ上げてきて、胸クソ悪くて生きてるのも嫌になって……
それでいて離れられない『悪』のカリスマ。それがこのゲームさ。