「肉、食うかい?」
概要
主人公・志摩リンの母方の祖父。演じる大塚明夫氏がそのまま年を取ったような風貌の老人。
イギリスのオートバイ・トライアンフトラクストン(Triumph THRUXTON)1200Rを駆り、日本中を旅するソロのキャンパー。
いつのことかはわからないが、娘夫婦とツーリングを楽しんでいた時期があり、孫娘とツーリングを楽しんだこともある。1年のほとんどを旅の空で過ごし、リンに使い古しのキャンプ道具を与えた人物でもあり、孫娘も親愛の情を込めて「変わった人だよ」と語っている。
リンがクリスマスキャンプに「朝霧高原」を紹介したのも、この人にキャンプに連れて行ってもらった記憶からきている。
アニメでは原作の初登場場面(咲と電話するシーン、アニメでの該当シーンは第1期第7話)よりも先駆けて第1期第6話のオリジナルシーンに『キャンパーの老人』として初登場。ワンポールテントを設営し、分厚いステーキを焼いているところに、次回キャンプ候補地を視察に来た野外活動サークル部長・大垣千明と会っている。
千明『年季の入ったワンポールテント!焚火台に木製ローチェア!』
千明「なんかコーヒーのCMにでてきそうだな…」
千明「わ…肉、うまそう…」
千明『スキレット料理っていいよな…5割増しでうまそうに見えるし…おしゃれだし…』
千明を手招きする老人
老人「肉、食うかい?」
千明「いいん…ですか…?」「いただきます」「うまっ!!」
老人「にやっ」
千明『渋いじいさんだった…肉めっちゃうまかったし…スキレット…買っちゃおうかな…』
名前について
初登場から長らく本名が不明だったが、原作漫画の本編第52話(単行本第9巻所収)にて姓が『新城』であることが明かされ、ムック本『ゆるキャン△キャンプ道具』にてフルネームが『新城肇』であることが判明した。
アニメでの役名表記は、第1期第6話が前述の通り『キャンパーの老人』、第1期第7話と第2期第3話が『リンの祖父』、第2期第9話が『リンの祖父・新城肇』である。
姓の「新城」は、他のキャラが東海地方の地名縛りであることから、愛知県新城市に由来するものと思われる。
余談
関連タグ
ネイキッド・スネーク - 中の人繋がりでアウトドアなイメージがあるが、こちらは生死をかけたサバイバルを行うため娯楽目的のキャンプとはほど遠い。食事に至っては蛇や寄生虫の危険がある魚を生で食す他、毒キノコでさえも進んで食べる悪食(物語後半にもなるといわゆる"普通の食事"より蛇や生魚を所望したり、寄生虫も"よく噛めば死ぬ"と気にも留めずに食事を楽しんでいたりと、必要に駆られてというよりは自ら進んでサバイバル飯を求める傾向もある。)。また同じトライアンフのバイクにも乗ってる。
余談だがMGSは缶コーヒーのBOSSとコラボしたことがあり、上記の千明の台詞もおおかた合っているといえよう。