澤村・スペンサー・英梨々
さわむらすぺんさーえりり
人物像
日本とイギリスのハーフの美少女で、父はオタクの外交官、母親は腐女子である。金髪のツインテールが特徴(ツインテールを振り回して相手を威嚇する時もあるが、原稿執筆時には髪を下ろしている)。私服・制服共にニーソックスを着用していることが多い(原稿執筆時には眼鏡を掛けて中学時代に着ていた緑色のジャージを着ている)。
豊ヶ崎学園に通う高校2年生で、部活は美術部に所属する。
敵視する人物のことは年齢を問わずフルネームで呼び捨てるクセがある。
実は裏で同人活動を行っており、「柏木エリ」のペンネームでイラストレーターをしている。柏木エリが同人活動を行う時の同人サークル名は、「egoistic-lily」。
関係人物
安芸倫也
同級生でサークル代表。小学一年生からの幼馴染
以前はオタク友達だったが、小学生三年生の時にそれが原因で彼共々いじめを受け、英梨々は「オタクをやめたフリをして、新たな友達を作る」ことで切り抜けた(彼は逆に「自分がオタクである事を公言し、オタク文化を理解してもらう」事によりいじめを乗り切った)ため、彼と疎遠になり、高校入学までほとんど会話もなかったが、本心では昔のような関係に戻ることをずっと願っており、彼に同人サークル『blessing software』立ち上げで声をかけられたときはツンデレ対応ながら内心喜んでいた。
加藤恵
同級生でサークル仲間の一人。
サークル活動を通じて交流を深め、お互い名前で呼びあう親友となる。紅坂朱音に引き抜かれてサークルを断りなく脱退したため一時絶交してしまう。彼女に許してもらえないかもしれないという恐怖からなかなか歩み寄れず(彼女も何も理解せず理不尽な怒りをぶつけた後悔と、イラストレーターとして成長し続ける英梨々に疎外感を覚えたため歩み寄れなかった)、倫也に仲裁を頼むなど3ヶ月かかってようやく仲直りを果たす。
霞ヶ丘詩羽
サークル仲間の一人。英梨々と同じく豊ヶ崎学園二大美少女のひとり。
毎回様々なネタで低レベルなケンカをしている(大抵絵梨々が負けてやり込められる)が、小説家「霞詩子」としての才能は認めており、共通の敵や目標がある場合は共闘するなど盟友のような存在(なお詩羽にとっては彼女はある程度精神的な抑止力)になっている。
氷堂美智留
サークル仲間の一人。
倫也と小学生のころからの幼馴染みである自分と違い、生まれながらの幼馴染み(同じ日に産まれたイトコ同士)である彼女の登場で、自分の唯一のアイデンティティが奪われ詩羽に「パチモン幼馴染」と罵られて放心していたことがある。家族だからという理由で倫也に必要以上に馴れ馴れしい彼女を詩羽と同様に敵視している。