CV:大西沙織
概要
和泉正宗と同じレーベルで大人気のラノベ作家、中学二年生。血液型はO型。千寿ムラマサはペンネームで、本名は梅園花。父親は稀代の文豪として知られる小説家の梅園麟太郎。
正宗より年下だが、プロ作家としては彼よりも先輩にあたる為、初対面時に「先輩」と呼ぶように指示して以降は「ムラマサ先輩」と呼ばれるようになる。
古風な男口調で話す。色々普通の人と感性がズレており、小説家になったのも「自分の読みたい小説が無いから自分で書く」というスタンスで、読者からの人気等に関心を持たない。また何時も右手の指に包帯を巻いているが、締切が守れなかったら罰として生爪を剥がすという恐ろしいことをやっているため。
和服を着ているときには下着をいっさい着けておらず、あまり目立たないが、中学生とは思えない程豊満でえっちなカラダ(紗霧談)の持ち主。
正宗がWeb小説を書いていた頃からの熱烈なファンであり、政宗の書く和風バトル小説を愛好している。
「転生の銀狼」も登場キャラクター達に感情移入するほどに愛読していた。
彼女の作品は政宗の作品を読んだ上で自分好みの展開や設定を盛り込んで自分の理想の形にしたというもの。
ラブコメ作品を面白いと感じたことが無かった為、ラブコメ作品である正宗の新作連載を阻止する為に、編集部の考えた企画に参加し、正宗を叩き潰すと勝負を挑む。
さらには自身の印税を報酬に、正宗を自分のためだけに好みの作品を書き続ける専属作家にしようとまでしていた。
対決を通じて作品だけでなく正宗本人にも惚れ込む。告白して断られたが、それでもべた惚れ状態である。
ペンネームも正宗のペンネームである「和泉マサムネ」を有名な刀工である和泉守兼定や正宗に準えた物と捉えた上で、それにあやかって同様に有名な刀工である「千子村正」を捩ったものなのではないかと思われる。
作家「千寿ムラマサ」はかなり破天荒だが中学生「梅園花」は割と普通で周囲から好かれている。
微妙に中二病、普段着は和服、千葉県在住、そしてその外見からあの子の成長した姿ではないか?という噂があったが、6巻で本名が明かされ別人と判明。アニメ版ではその子当人のある程度は成長したであろう姿が家族と共に映っていた。
関連項目
ミザリー(映画):作者を監禁・拘束し、自分の思い通りの作品を書かせようとする熱烈なファンの女性が登場する。