ゴジョウノ・輝夜
ごじょうのかぐや
CV.千本木彩花
概要
かつてオラリオに存在した【アストレア・ファミリア】所属の女性冒険者。17歳(故人)。
副団長でもあり、ファミリア随一の白兵戦の腕を持っていたらしく、リュー・リオンとは互いに鎬を削り合う仲だった。ステイタスはLv.4。二つ名は大和竜胆(やまとりんどう)。
5年前のダンジョンで起こった事件で仲間達と共に死亡している。
人物像
極東出身で黒の長髪をした美しい女性で、淑やかな言葉遣いや態度から大和撫子と呼ぶにふさわしい人物だが、それは猫を被っているだけであり、実際には口が非常に悪く、暑いと言って男性の前で下着一枚になるなど品性も欠けている。極東では高貴な身分だったらしく、極東の政争を幾度と見たという。そういった過去の経験から基本現実主義者であるため理想を嫌っており、ファミリアのメンバーの中ではライラと並びトップクラスにハードな人生を送っているという。
主神であるアストレアの事は心酔しており、団長であるアリーゼ・ローヴェルに対してもその自由過ぎる人柄に振り回されながらも、団長に相応しい人物として信頼を置いていた。一方リューに対してはその実力を認めながらも、理想を前提にして物事を進める当時の彼女とよく衝突しており、リューの事を「ファミリアの中ではお前が一番青二才だ」、「お前の心が一番弱い」と手厳しく酷評していた。とは言えリューに居合などの太刀の技を教えたり、ピンチに陥った時は咄嗟に助けに入ったりと、好敵手として互いに協力し合っていた。またリューのいないところでは「あれはエルフの中でも純粋すぎる」と評しており、表には出さないが仲間として心配していたようである。
余談だがリューの時折口調が悪くなる(吠えるななど)のは彼女の影響らしい。
5年前、イレギュラーで出現した『ジャガーノート』からリューを逃がすために立ち向かい死亡。死の直前に愛用していた武器《小太刀・双葉》を彼女に託した。
「ゴジョウノ」という名や極東の貴族出身という立場から、サンジョウノ・春姫と似たような立場にいたと思われていたが原作者Twitterで極東にある国家系ファミリア《朝廷》の貴族という共通点があったことが判明。ゴジョウノ家は裏方の家で色々後ろ黒い仕事に手を染めていたらしく輝夜も幼少期はそういった仕事を行っていたらしい。
居合の太刀
極東出身の彼女だからこそ成せるお馴染みの技。(本人曰く忌々しい家伝の一刀らしいが…)アストレア・レコードで使用されている。後に好敵手であるリューの手にも受け継がれ本編で使用されている。(因みに輝夜に比べれば不格好らしい)
- 一閃
居合を駆使し相手の武器を弾き飛ばす技。ライラとの連携で当時格上だったヴィトーにも通用した。
- 双葉
双葉の居合。不意打ちとはいえ彼女の技量と双葉の切れ味が合わさればレベル7のアルフィアにもかすり傷程度なら与えられる模様。