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アンサイクロペディア

あんさいくろぺでぃあ

「アンサイクロペディアのやつ、いたずらばかりしおって! けしからん!」 〜 アンサイクロペディアについて、磯野波平

概要

インターネット百科事典の体裁をとったWikiサイト。Wikipediaパロディサイトで、サイトデザインもWikipediaに酷似させてある。

名前の由来は、「否定」を意味するunと「百科事典」を意味するencyclopediaの合成。日本語版での名称は当初の頃、百科事典をもじった「バ科辞典」となっていたが、後に嘘八百をもじった「八百科事典」となっている。

ウィキペディア同様に世界各国言語版が用意されているが、同じ記事でも言語によって異なるネタを使うため(もしくは外国語を理解出来ないため)、翻訳された記事が作成されることはほとんどない。

アンサイクロペディアにはピクシブ百科事典を参照するためのテンプレートが用意されている。

特徴

最大の特徴はオンライン百科事典の体を成していながら、嘘八百の名の通り事実無根の記述が歓迎される(むしろ強要される)点である。Wikipediaはもちろんピクシブ百科事典でも嘘を書き込むことは歓迎されない中、アンサイクロペディアには大半の項目が嘘で埋め尽くされている。

ニコニコ大百科のように「嘘はネタであるとわかるように書くこと」といった決まりがないので、当該項目についての前提知識を読み手に必要とするケースが多く、マイナーな作品に関しての記事などは、知らない人にとっては何が面白いのか分かりにくい。

このように、本来百科辞典として備えるべき説明義務を一切果たしておらず、それを利用して「あああああああああ!」のようなナンセンスなページ、「たらい回し」のように延々と転送され続けるページ、「落書き」のように落書きだらけの記述スタイルで記事を説明する自己言及的なページなども書かれている。

もっとも、ハンス・ウルリッヒ・ルーデルの記事が注目されて以降、「どう見ても嘘にしか聞こえない事実」を記事にする事も盛んになり、「要出典」や「著作権」などといった、嘘というよりも皮肉に近い内容の記事も盛んに書かれるようになった。

また、Wikipediaが検証性を優先するために書けない独自研究を、アンサイクロペディアでは風刺を交えることによって皮肉たっぷりに掲載していることもある。このため、「ある種の事実」を書いた-栄村大震災ラムザ・ベオルブ)のような記事が存在する。

さらにちょっと昔には、英語版のように「有名人の語録を改変して書けば面白い」と勘違いしたことから、どんな記事にも変な語録が大量につけられていたために、アンサイクロペディアと言えば「~について、磯野波平」等と言う印象が強かったが、最近は殆ど消されている。

今も昔も編集に当たる者にはナルコレプシー患者が多い。そして、ネタとdisの区別がついてない文を投稿する人もいる。

問題点

トップページで「自由気ままな百科事典です。」と高らかに宣言しているが、その後に続く「基本方針に賛同していただけるなら」を見逃していると痛い目に遭う。もちろん基本方針に不自由極まりない条項が用意してあるのはご想像のとおりである。むしろwikipediaよりもその方針は厳しく、極まった事例としてはwikipediaで歓迎されない編集者に対してアンサイクロペディアで修行することを勧めたケースもある。

また一部管理者が過敏に反応しすぎる事で、アカウント作成直後にLTA嫌疑がかかるなど新参ユーザーにとってはWikipediaよりも苦労する環境である。2020年4月以降、ある管理者により「ユーザーの99%以上がLTA」※と断定され殆どのユーザーが活動停止を余儀なくされた。また個人情報に当たるCU結果も即座に開示されるし、アクセスログや外部SNSも常時環視している為、不自然な挙動があれば編集行為が無くともノータイムでプロバイダごとまとめて広域ブロックとなっていた。参加するためには非常に厳しい条件を満たす必要があり、外から眺める方が楽しいサイトに変わり果てた。しかし、翌5月中旬にサイトの所有者Carlb神により件の管理者が全件剥奪されたばかりか他の管理者のBC/CU権限も剥奪され、件の管理者によるブロックが全解除された。この一件は「神の鉄槌」と呼ばれている。

※根拠などは「LTAの利益になる」として一切非公開であり、疑問を持ったり意見をした場合は同罪となる。その管理者以外には確認も調査も行えないとされている。

またこれとは異なる問題として、サーバーが重いという問題点がある。現在では幾分改善しているものの、過去には度々「全員アクセス禁止」と呼ばれる状態に陥っていた。 2015年辺りの日本語版アンサイクロペディアでは特に記事を編集するためのサーバーがダウンしやすくなり、「記事の閲覧は出来るが編集は一切できない」という状況が続いていた。

アンサイクロペディアもお手上げの項目

第2次世界大戦関連

ハンス・ウルリッヒ・ルーデル:「事実があまりに信じがたいので、嘘を書く事はできない」という体裁の下、「アンサイクロペディアに嘘をつかせなかった男」として書かれているが実はけっこう嘘が書かれていることは秘密だ。実際は書かれている事以上にやばいことしてた可能性があるなんて口が裂けても言えない。

シモ・ヘイヘ:ルーデルと同じく「アンサイクロペディアに嘘をつかせなかった男」ポジションなのだが、嘘も混じっていますよね? 実際は書かれている事以上にやばいことしてた可能性があr(ry

舩坂弘:上記2名と同様に嘘をつかせなかった枠に該当する。「大本営認可」と書かれている一方で、嘘が混ざっている可能性は否定できない。実際は書かれているk(ry

その他カテゴリー

  • 秘密戦隊ゴレンジャー:「ゴレンジャーハリケーン」の部分に、「わざわざアンサイクロペディアンが頭をひねって面白おかしく書こうとしなくても、本物の方がすでに馬鹿馬鹿しいので、ここではあえて説明しない」とマジで書かれてしまう。
  • デビルマン (映画):作品そのものが馬鹿馬鹿しすぎて下手な嘘よりも事実を書いた方がネタ記事になる有様。
  • 稀勢の里寛:ネタと事実が混ざった事で、記事内容が若干カオスなので仮に閲覧する場合はご注意願いたい。若干ネタの比重が多いのかもしれないが……。
  • アルビレックス新潟:選手もサポーターも「今年も目標はJ1残留です!」と語る弱小チームながら、公式サイトにも記述がないような些事まで延々と取り上げた超大規模記事。しかもこれをほぼ一人で書き上げているのだから凄まじい。
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