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六英雄(ブレフロ)の編集履歴

2021-05-18 21:14:26 バージョン

六英雄(ブレフロ)

ろくえいゆう

エイリムが配信するソーシャルゲーム『ブレイブフロンティア』に登場する6人の戦士。

概要

神々と人類の大戦期、グランガイアの各地で活躍した6人の戦士。

圧倒的な力で侵攻する神軍に対抗できた数少ない人類であり、人々は彼らを希望をこめて《六英雄》と呼んだ。

ゲームの開始時点でプレイヤーが最初に一人選べるユニット達でもある。なお本編の時間軸上では5人とも大戦期に他界している故人である。


  • ヴァルガス

炎を纏った大剣ダンデルガを振るう赤髪の青年。グランガイアのアグニ地方出身。

アグニ帝国騎士団に所属していた亡き父に憧れ、自らも剣士として修行を積みアグニ帝国騎士団に入団するも、すぐに同騎士団にいた女剣士ラヴァに敗北して、更なる修行の為に騎士団を離れ放浪する。その過酷な修行の旅の末に炎を纏う力を身につける。

大戦が始まると彼は真っ先に先陣に立ち、攻め入る神軍を次々と斬りつけた。その勇姿にただ恐れ慄いていた人類は勇気を奮い起こし、反撃を開始した。

神々の猛攻により彼も一時は倒れ伏すも、ライバルであったラヴァに炎の翼を授けられ復活。人間を憎み町々を襲う少女ティアを斃す。悔いるヴァルガスの前に現れたある騎士と交戦し、神をも超える力を得たとされるも、騎士の言葉に抵抗の意思を失い、その刃を受け入れて命を落としたという。

アプリアイコンの顔を務めているキャラクターでもあり、ブレイブフロンティアの看板的存在として扱われている。


  • セレナ

宝剣レクシーダを扱う青い長髪の女剣士。サーマ王国出身。ルキナという親友がいる。

海洋流浪民自治区サヴァトの族長の家系に生まれ、幼少より長剣の剣術を教え込まれていた。その才能は目覚しく、14歳の時点で族長の証である宝剣レクシーダを受け継ぐに相応しいとされていたものの、彼女が自由を求めていた為、長らく拒絶し続けていたという。そして18歳の時に周囲の重圧に根負けしてレクシーダを受け継いだ。その後、サーマ王国の内乱時に国王軍に与し、多大な戦果を上げた事で救国の英雄「ジル・デ・ラーヴァ」の称号を授かった。

大戦が始まると、彼女はサヴァトの民を率いて力なき民衆を守る事に努める。その姿に民衆は勇気づけられるも、戦いの長期化により率いていた民は全滅し、彼女が最後の一人となってしまう。自害しようとした時、宝剣レクシーダに宿った仲間たちの声に制止され、戦い続ける事を選ぶ。

神軍の拠点を目指した彼女は途中で狂信的な魔法使いウルキナに執拗に襲われ窮地に陥り、親友のルキナに救われるもルキナが犠牲となってしまう。セレナはウルキナとの戦いで神をも超える力を身につけたとされるも、戦いの後にある騎士が現れ、その者にとどめを刺されたという。


  • ランセル

魔槍ドレヴァスを操る緑髪の青年。ヴリクシャ公国出身。

貴族の生まれであり、元々は大人しい性格だったというものの、屋敷の倉庫奥で魔槍ドレヴァスを見つけた途端、家族の反対を押し切って修行の旅に出たという。

旅の果てに彼は封印されていた世界樹アルトロンを解放しており、後の歴史学者に元々それが旅の目的だったのではないかと考察されているものの真相は不明とされる。その後彼は消息を絶っていたが、神々との大戦が始まると再び現れ、世界樹の力を宿した魔槍ドレヴァスを手に神軍と戦った。絶大な力で大戦後期まで戦い続けていたものの、彼の体はドレヴァスに込められた呪いにより、徐々に蝕まれていっていたという。そして異界の狙撃者ローゲンに狙われ続け、彼を倒す為に魔槍の力を極限まで引き出した事で一気に侵蝕が加速してしまう。そんな彼の前にある騎士が現れて言葉を告げると、彼は安堵したような表情と共に魔槍ドレヴァスを抱き抱え、巨大な樹木へと変貌したという。


  • エゼル

雷剣バトゥータを持つ黄色い髪の戦士。アタルヴァ共和国出身。

荒々しい性格の持ち主だが、女性には敬語を使っていたとも噂されている。鉱山育ちであり、幼い頃より力仕事で肉体を鍛えられていたものの、変化の無い退屈な日々に嫌気がさし、賞金稼ぎとして魔物退治の旅に出た。大型の魔物をも一人で倒せる強さから、自分を最強と過信するようになっていた頃にアタルヴァ共和国正規軍のエミリアと出逢い、力任せに敵を斬っていただけの自分の未熟さを思い知る。その後彼は更なる強さを得る為に積極的に剣豪と戦い、剣術を身につけていく。やがて轟獣ガルバードを討伐し、ガルバードの持つ宝箱から雷剣バトゥータを手にすると、彼は鎧さえも紙のように切り裂く恐るべき破壊力を会得する。そんな彼を讃え、人々は「雷武王」と呼び、武勇を語り継いでいったという。

大戦期には軍属せずに個として神軍と戦ったものの、一騎当千の実力と神出鬼没の自由奔放さから神軍にとって大きな脅威となった。また、その戦いの中で共和国将軍となっていたエミリアの窮地も救っている。この時何かを言われた事で、彼は爆発的に力を上昇させた模様。そして神軍の中枢を目指すも、魔導師クーラが彼の前に立ち塞がる。人間の女性と戦う事を拒むエゼルは一方的に攻撃を受け続けるも、最後にはクーラの決意を理解し、神をも超える力を発揮して彼女を斬り伏せた。直後にある騎士が現れ、悲しみの表情と共にある言葉を告げると、エゼルは笑いながら「俺を倒せるのは俺だけだ」と言い残し、己を刺し貫き自決したという。


  • アトロ

光剣ユリアスを扱う金髪の青年。ラ・ヴェーダ共和国出身。

修道院で育てられた孤児であり、当初は修道士となる事を望んでいた。が、修道院が盗賊団に襲われた際、木の枝だけで敵を撃退してしまった彼を見て、修道院の長は彼にヴェーダ剣術の大家に向かう事を提言。剣士としての道を歩み始める。

ヴェーダ剣術の大家に身を置いた彼は早々にその才能を開花させ、かつ修道院の教養による清廉さから周りから剣聖と呼ばれるようになる。そして聖蹟に刺されていた不動の光剣ユリアスを抜いた事で名実ともに剣聖となる。

本来は戦いを好む性格ではなく、神々との戦いが始まってなお彼は苦悩していた。侵攻してきた神々によってかつて暮らしていた修道院が破壊された事でついに彼は怒りの火が灯り、光剣ユリアスを手に次々と神々を斬りつけていった。しかし、憎しみのままに剣を振るっていた彼は暗殺者クダとの戦いで光剣ユリアスを折られてしまう。そのショックで彼は我に帰り、未熟な己を恥じて、再び民衆の為に剣を振るう事をユリアスに誓う。その瞬間、ユリアスは光を放ち、より神々しさを増して修復した。

彼の前にも騎士が現れ、その者の言葉にアトロは苦悩するも戦いを仕掛ける。しかしクダに子供達を人質に取られた事でアトロは抵抗をやめ、騎士の刃を受け入れた。瀕死になりながらも彼はクダの油断をついて光剣を投げ、クダを殺害する。そして騎士に「子供達に明るい未来を」と言い残すと彼は息を引き取ったという。


  • マグルス

黒騎槍レオムルグを持ち、全身を鎧に包んだ重装備の騎士。バリウラ帝国出身。

バリウラ帝国騎士団の騎士団長を父に持ち、幼少の頃から大陸統一の思想を受けて育った。その為、16歳になる頃には邪魔するものを力で排除する考え方が染み込み、そしてそれを実行できるだけの強さを身につけていた。騎士団に入るやその実力はますます研ぎ澄まされ、すぐに次期団長候補と目されるようになるも、父が政争に破れた事で家族ともども帝都を追放された。マグルスはこの件に友ハーヴェルも関わっていたと考え深く憎み、更なる激しい修行を重ねる。

並の重装兵程度なら鎧ごと刺し貫くほどに力を高め、もはやバリウラ最強と呼ばれるまでに育った彼は、しかしある日、留守中に何者かに両親を暗殺されてしまう。これが彼の力を恐れた皇帝の仕業だと知るまで、マグルスは怒り狂いながら疑いのある騎士を片っ端から殺してまわる事になる。しかし皮肉にもこれが横暴な騎士の粛清となり人心を集める結果となった。

やがて黒幕が皇帝だと知った彼は復讐の為に帝都を目指すが、その最中に神々との大戦が始まる。彼は道中で幾度も神と戦い、その並外れた力で討ち倒していく。そしてあまりの強さからついに上位神に直接命を狙われ、激しい戦いを繰り広げる。さすがのマグルスもこの戦いで限界を悟り、生き残る為に彼は神々の力を取り込む決意をする。神々の装備や能力を身に付けていった彼は次第に人ならざる異形の戦士へと変貌していった。この行いが狂騎士ナルザの怒りを買い、彼はナルザに急襲される。マグルスは異形化してなおナルザに圧倒され、命を奪われかけた。しかし裏切り者と罵ったかつての友ハーヴェルが身を挺して守ってくれた事で、彼は復讐の妄執から解放され、一騎士としてナルザと戦い満身創痍となりながらも勝利する。しかし、それによって彼はもはや動けぬほどに力尽きる。そんな彼の前にある騎士が現れ言葉を告げると、マグルスは愛槍以外の装備を捨て、その騎士に一騎討ちを申し込む。もう戦えぬ体だったが、マグルスが望んだのは騎士として死ねる事だった。


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