心を繋ぎ 闇を照らせ
ゲーム概要
2009年6月4日に発売されたWii用のロールプレイングゲーム。
2010年2月25日には『みんなのおすすめセレクション』の1本として廉価版が発売。おすすめランクはシルバー。
開発 イメージエポック
シナリオ 実弥島巧
サウンド プロキオン・スタジオ
メインキャラクターデザイン原案 吉田健一
また、イメージソングとして「願い星」(歌:玉置成実)、
挿入歌に「天使の梯子~crepuscular rays~」(歌:牧野由依)が採用されている。
製作・開発が同じということもあって、「ルミナスアーク」よりコピンをはじめとしたゲストが登場している。
登場キャラクター
ラルク・ブライト・ラグーン。
メリディア帝国の認可傭兵で、帝都で母と二人暮し。
任務中に危機に陥ったところを助けてくれた、不思議な少女と行動をすることに。
17歳、175cm、63kg。武器は大剣。
不思議な歌でラルクを助けてくれた巫(ディーバ)と自称する少女。びっくりするほどの箱入り娘。
16歳、158cm、44kg。杖を使って戦う。
アルス(CV:石田彰)
アルフォンス・ゼナ・メリディア。
帝国の第二王子で、ラルクとは無二の親友。
18歳、178cm、81kg。戦闘では長剣を振るう。
アデール(CV:加藤英美里)
アデール・ネヴァンリンナ。
帝都で武芸塾を開くザムエルの孫で、そこで学んだラルクとアルスの幼なじみ。
16歳、161cm、45kg。杖を持ち、光召術を駆使する。
ニコル(CV:羽多野渉)
ニコル・ベネックス。
帝国の下級兵士。命を助けられた経緯からラルクをアニキと慕うお調子者。
20歳、17cm、161kg。銃で戦う。
サージュ(CV:小西克幸)
行きがかり上助けてくれた、盗賊団の新入りだという軽い男。
33歳、178cm、66kg。短剣使い。
レスリー・フラハティ。
道程で出会った、自分の魅力を分かってるお色気美人。
22歳、168cm、51kg。二丁拳銃の使い手。
オイゲン(CV:藤原啓治)
ラストナ・オイゲン。
寡黙な手練れの武人で、その振る舞いは伝説の傭兵を彷彿とさせる。
39歳、188cm、81kg。長剣と短剣の二刀流で戦う。
セシル(CV:戸松遥)
セシル・ガルシア。
家族を捜して旅をしている少女。”勇者道”を邁進するミニマムレディ。
12歳、149cm、39kg。両手に篭手を装備して格闘術を駆使する。
ヴァイス(CV:子安武人)
ヴァイス・ドナ・メリディア。
帝国の皇太子でアルスの異母兄。病の父に代わり、強硬に政治を推し進めている。
26歳、186㎝、78㎏。アルスと同じく長剣使い。
骸使い(CV:斎賀みつき)
リフィアの母を殺害し、彼女の命も狙う追跡者。死霊を召喚するのでこう呼ばれている。
15歳、168cm、53kg。素手で格闘術を駆使する。
ポーリャ(CV:小林ゆう)
ルーニャ(CV:広橋涼)
ラルクたちを襲撃する暗殺者姉妹。対照的な性格の双子が繰り出す連携は強烈。
共に15歳、158cm、42kg。ポーリャは鎌を、ルーニャは傘を持つ。
クライド(CV:大川透)
帝国の将軍。アルスの側役を務めたこともあり、彼に忠誠を誓う。
48歳、196cm、110kg。戦闘では戦斧を振るう。
フレイヤ(CV:伊藤静)
ヴァイスの側近として辣腕を振るう帝国軍将官。ニコルの頭が上がらない上司。
24歳、168cm、50kg。武器は銃を装備。
リューズ(CV:佐藤利奈)
ソアラ(CV:ゆかな)
リューズは教主の地位にありながら、一伝道師として世界中を旅している。
ソアラはノワーレ教の伝道師で、教主リューズの護衛役も務める女性。
リューズは13歳、148cm、39kg。
ソアラは26歳、164cm、50kg。長剣を駆使。
ログレス
世界の摂理を司る「ロゴス」を有する存在たち。契約した者に力を与える。
種族不明のしゃべる生き物。最強のモンスターを目指しているらしい。
隠れ里を作ってゆる~く暮らしている。
ラルク達と共に行動するコピンはCV:代永翼、コピンの里にいるコピン長老はCV:荻野晴朗。
ルミナスアークからの客演
光を司る「暁光の魔女」
元の世界では、ある目的の為にメイドとして騎士養成所であるエバーガーデンにやって来
る。 箒を見るとニヤつく、生粋の箒マニアらしい。
15歳、154cm。武器はシャインロッドを装備。
システム
オーソドックスなターン制のコマンドバトル。最初に味方の行動を全て入力し、指定し終えるとそのターンの行動を開始する。
- AP
戦闘中、各行動を行う際に消費するポイント。ターン開始時に回復し、パーティ全体で共有する。余ったAPは次のターンに持ち越せるが、保持できる値には上限が設けられている。
全員を均等に行動させるのが一般的ではあるものの、状況によっては一人だけを集中して動かしたり、次のターンに備えて行動を抑えるなどの運用が必要になる。
- ターンカード
各キャラクターがそのターンに起こす行動の種類、および順番を視覚化したもの。これによって「誰が」「どの順番で」「どの種類の行動を取るか」が一目でわかる。
敵のターンカードが最初に示されたのち、味方の行動を指定していくため、敵の行動の種類を見た上で実際になにをしてくるのかを推察する必要がある。
- 武器カスタマイズ
4×4のマスに『ピース』と呼ばれるテトリスブロックのような形状のものを置いていく。『ピース』には一つにつき一種類だけ能力が付与されており、HPや攻撃力を上げるものから、「盗む」といったコマンドを追加するものなど、効果は多岐に渡る。『ピース』を置いた分だけ能力を得られるため、組み合わせ次第で相乗効果を発揮するものも。
また、4×4のマスを隙間なく埋めると、武器固有の能力がさらに一つ追加される。通常より強力な効果を持つことが多く、中盤以降はこれをうまく扱えるかどうかで戦闘難度が変わってくる。
メニューを開ける状況なら、いつでも何度でも行える。なお、武器自体に攻撃力はない。
難易度
本作を語る上で避けて通れない要素の一つ。ザコは弱いが、ボスがとにかく強い。
全体的に火力が高く、搦め手を織り交ぜてくるなど一筋縄ではいかない相手ばかりで、対策を講じてようやく善戦できるパターンが非常に多い。また、敵とのレベル差が生じると獲得経験値量が減っていくため、レベルを上げて力押しで倒すのは難しく、事前準備や戦闘中の立ち回りの検討は半ば必須となる。
当然のことながら、無策で挑めば大苦戦を強いられ、ひどい時は全く手出しできないまま全滅するケースも。
強敵をどのようにして倒すのかを自分なりに考えるのが本作の醍醐味で、勝てた時の喜びもひとしおなのだが、このようなゲームデザインに理解の薄いユーザーからは「バランスが悪い」「防戦一方で面白くない」としばしば誤解される。
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