宇宙の騎士テッカマン
厳密には「Tech a man」であり、宇宙活動を行う為の技術(Tech)を身につけた人物(a man)という意味を持っている。人体の細胞を凝縮強化して、真空の宇宙空間に適応させる為の生体改造を行っているので、単なる強化服の類ではない。また、改造とはいえ可逆改造であり、セッタールームを通れば元の身体に戻ることができるのも特徴である。
- 1:「ペガス!テックセッター!(Pegasus, tech set are!)」と、南城二がキーワードを叫ぶ。
- 2:「ラーサ!(Run, Sir!)」と、ペガスが返答。
- 3:ペガス脚部のセッタールームが開き、南城二がその中に入る。
- 4:「パワーラップ!(Power up!)」と南城二が起動を命令。
- 5:南城二の全身が鎖のようなモノでガチガチに縛り付けられる。かなり苦しそう。
- 6:その上から、モノトーン状態の甲冑が装備される。
- 7:額部分にエネルギーコア・ボルテッカが装着される。
- 8:全身に超高圧電流が流されて細胞凝縮強化が施される。この電撃に耐えられなければ即死だが、南城二は偶然にもテックセット可能であった。
- 9:ペガス背部のハッチが開いて、変身完了したテッカマンが登場する。
元来は宇宙開拓を目的として天地局長が研究していた物で、人体を宇宙空間に適応させる為の装備であるが、まだ未完成である。しかしワルダスター(侵略宇宙人)に対抗して戦う手段が他に皆無なので、命を削ってコレを使うしかなかった。その間、天地局長は恒星間航法の研究に没頭していたので、テックセットシステムの研究は遅々として進行していなかった。もしも放送が延長されていれば…
37分33秒以内(城二に限る)にセッタールームに戻って細胞凝縮を解除しなければ死んでしまうが、時間内なら鎧が破損しても効果は続いているのですぐに死ぬことはない。また生涯テックセットできる回数が決まっており、打ち切りがなければそれについても描かれる予定だった。解除してある程度インターバルを取れば再度テックセットが可能だが、連続しての細胞凝縮は体力消耗のみならず寿命を縮める結果を招く。
打ち切り最終回では制限時間切れが迫っているというのに、敵の大軍目指して飛び込んでいったので、あれでは確実に特攻玉砕だろう。
宇宙の騎士テッカマンブレード
肉体を持たない侵略者ラダムが、人体をフォーマットして侵略の先兵として使う為の生体改造システムである。テッカマンブレードは人格が残っている不完全な状態であるが、制限時間30分が過ぎると自我も消滅しラダムの先兵と化してしまう。
Dボゥイは手持ちのクリスタル(=変身アイテム)を用いてテッカマンブレードに変身していたが、このクリスタルが破損した為、作業用ロボット・ペガスにテックセットシステムを組み込んで運用する事となった。
ペガスの返事は、原典に倣った「ラーサ!」である。
宇宙の騎士テッカマンブレードⅡ
ラダムの技術が解析されて、暴走へ至る制限時間の縛りから解放された。ただしブラスター化能力は失われている。
タツノコVSカプコン
GENERATION OF HEROESにテッカマン、ULTIMATE ALL-STARSにテッカマンブレードが登場。