概要
北方にある陰鬱な地方“ポホヨラ”の支配者で、美しい娘がおり、彼女をカレワラ(フィンランド)の鍛冶の名手であるイルマリネンに妻として与えて持つ者に幸運を齎す秘宝「サンポ」を作製させたとされる。
しかしこの秘宝はカレワラの詩人にして英雄のワイナミョイネンとイルマリネンに盗み出されてしまった為、ロウヒがこれを取り戻そうと2人を追って激しく争っている内に粉々に壊れてしまい、それに起こったロウヒはその後、カレワラに悪疫や猛獣を送り込んだり、太陽と月を捕えて世界を暗黒に閉ざしたりなど、様々な報復行為を行ってワイナミョイネンを悩ませたといわれている。