概要
CV:日高のり子
アニメ『ふしぎの海のナディア』の最終回からの後日談が語られるドラマCD『Bye Bye Blue Water』および『Good Luck Nadia 〜Bye Bye Blue Water PART2〜』の主人公。
『ナディア』本編の主人公・ナディア・ラ・アルウォールと下の名前が同じであるが、その正体はナディアとその夫・ジャン・ロック・ラルティーグの4代目の子孫。早い話が玄孫であり、親友(悪友)のリツコとの電話で、祖先のナディアを「お祖母ちゃんのお祖母ちゃんだから、ひいひいお祖母ちゃん(=高祖母)」と言う場面がある。
推定1975年生まれ。ドラマCD本編『A.D.2005・新東京』にて「あと一カ月で30歳」と語る場面がある。初登場時は『A.D.1991・東京』の時点で16歳。
人物
先述の通り、古代アトランティス人の純粋な血を引くタルテソス王国の高祖母と、フランス人の高祖父の血を引いているが、本人は「外人の血がちょっと混じっている」程度と認識している。戸籍上は東京在住の日本人であるものの、「伊藤ナディア」という氏名を周囲から珍しがられており、書店の店員や学校の教師からもすぐに名前を憶えられてしまうほど。本人曰く「お祖母ちゃんから名付けられた」とのこと。
CDジャケットのイラストでは髪の色と形、顔つき(輪郭)が高祖母のナディアに似ている。また、CD本編やCDジャケットで高祖母の付けていたブルーウォーターと似た首飾りを父から「肌身離さず着けていろ」と言われて身に着けている。本人は「ダサい」と認識しているが、高祖母の持っていたブルーウォーターとの関連は不明。
初登場時は16歳の高校生。年頃のJKらしく恋愛に熱を上げており、勉強にも手が付けられないほどであるが、学校ではリツコ曰く「優等生」とのことで、試験間近でも勉強には困っていないようだ。
性格は高祖父母に似ており、好奇心旺盛にして良くも悪くも感情表現が豊かである上に少々我が儘で嫉妬深く、時にはウブ。加えて上記の通り、恋愛にも積極的で、一度夢中になると盲目的になるが、それが仇となって「男心・男の本性」を読めていない部分が目立っており、シリーズを通して彼氏ができても失敗して破局することを繰り返しており、成人するころには「男の本性を知るには一緒に寝てみないとわからない」という結論に至ってしまう。
シリーズのラストでは、あと1カ月で30歳になる29歳。リツコと居酒屋で一杯やる場面で物語を締めくくった。
関連タグ
エルシス・ラ・アルウォール(ネモ船長) - 高祖母の実父。
ビナシス・ラ・アルウォール(ネオ皇帝) - 高祖母の実兄。
ナディア・ラ・アルウォール - 高祖母。
ジャン・ロック・ラルディーグ - 高祖父。
ジャンJr - 高祖父母の息子(玄孫のナディアから見て正式な続柄は不明)。
ラウル・ロック・ラルティーグ - 高祖父の父。
リツコ - 親友(悪友)。