概要
新造機ではなく、ジム(或いはジム・トレーナー)を元にした実験改修機体。機体のコードも「RGM-79RAR」とジムの派生機であることを示すものになっている。
ボールを改造した攻撃ポッドを両肩部に配し、ジオン軍のニュータイプ専用MS/MAのようなオールレンジ攻撃が可能。
……に見えるが…………
実際
実は攻撃ポッドのコントロールはレーザー通信による手動操縦であり、サイコミュの類いは装備されていない。
機体操作とポッド操作を分業する為複座式となっているが、作品によってはボール部分にそのままパイロットが乗っていたりもする。
※その場合は三人乗りとなる。
当時の連邦軍ではサイコミュの本格的な研究がまだ行われていなかったが、「連邦にもニュータイプ用機体を建造する技術がある」とジオン軍に思わせ技術的優位を崩させるための欺瞞的な機体である。
ただボール部分にはビームライフルが二門ずつ装備されており、本体のブルバップマシンガンと合わせて火力は高い。またスラスター増設やチョバムアーマーの採用など、全体的な性能はベース機体に比べ大きく向上している。