トール(小林さんちのメイドラゴン)
とーる
小林さんLOVEのドラゴン娘(最強美少女で完璧なメイドです!)
プロフィール
キャラクター像
本作の登場キャラクター。本来の姿はドラゴンであるが、世を忍ぶ仮の姿として金髪爆乳ツインテールのメイド姿をとっている。
訳あって山で傷ついていたところを小林さんに助けてもらい、その後紆余曲折あって彼女の家にメイドとして雇われている。とはいうものの人間界の社会常識など知る由もなく、度々想像を超えた行動を取り小林さんに迷惑をかけている。なお元の世界ではトールは死亡扱いになっているらしく、ファフニールやルコアと言った知り合いのドラゴンにしか生存を伝えていない。
しかし命の恩人である小林さんに対する愛情は本物であり、彼女のためなら努力を惜しまない。
絶品の料理の腕をもっており、時おり毒抜きした自分の尻尾を食べさせようとしているが、「生理的に受け付けない」と小林さんに食べてもらえていない。
……と、書くと押しかけ迷惑キャラのテンプレの様に見えるが、そもそもはベロンベロンに酔っ払った小林さんがトールに迫ったのが馴れ初めである。「抱いて」とも言っている。
ドラゴンであるが故に人間を劣等種として見下しているが(但し小林さんだけは別)、その割には律儀で、いい子である。このため近所の商店街の人々からは人気者。
ちなみにデパートやショッピングモールは人間の城に似ているという理由で苦手としており、普段は商店街を使っているのだが、後にカンナの学用品買い出しの際に半ば強制連行され、慣らされた様子。
特に小林さんを寝取ろうとする又はその危険性がある者、彼女に危害を加える者に対しては容赦しない。同様の理由から小林さんの同僚である滝谷真を警戒しているがその一方でファフニールの住居探しの末に滝谷を頼ってアパートにファフニールを置いてもらうよう頼んだり、コミケの手伝いをしたりと心底嫌っているわけではない様子。滝谷がファフニールとうまく同居できていることには不思議に思うと同時に素直に凄いと思っている。
同族に対しては友好的で同居しているカンナとは姉妹のように仲が良い。その一方で調和勢に属しているエルマとは仲が悪く、犬猿の仲(トールは混沌勢に属している)⇒のちに、お互い本心で話し合い和解。11巻現在は友人として信頼しあっている。
余談だが、『空想科学読本16』にて柳田理科雄が計算した結果、彼女一人でツァーリ・ボンバ級水爆20個分、地球上全ての核兵器の1/10に値する攻撃力を有していることが判明したらしい。
もっとも、トール曰くトールの元の世界では人間でも(高位の魔導師などなら)その数分の一程度の破壊力は発揮できるとのこと。
作者のコメント
強さと可愛さを併せ持ったキャラとして描いているつもりです。人間との接触で感情の繊細さも備わった、まさに美少女としか言い表せないキャラですね(作者は目の前のメイドに脅されている) |