メジロ家のおばあさま
めじろけのおばあさま
概要
CV：榊原良子(アニメ版)
作中で多くのウマ娘のアスリートを輩出してきた大富豪「メジロ家」の一員で、使用人からは大奥様と呼ばれている。
アニメ版二期で初めて直接登場。
顔は描かれなかったが、白ないし銀髪の髪に帽子を被っていた。
孫のメジロマックイーンを獲得したウマ娘とされており、アニメ版ではマックイーン自身が獲得した物も含めて天皇賞の盾が3つ並んでいる描写が存在するが、アニメ版に登場する「おばあさま」がこの母方の祖母に当たるウマ娘かは不明（父方の祖母という可能性もあるため）。耳の形状や尻尾の有無についても描写されておらず、ヒト族の可能性もある。
常に落ち着いた性格のようであり、孫であるマックイーンに対しても丁寧語で話す。
家風やそれ以前のアスリートとしての品格などにはかなり厳しいが、それでも的確な助言をしてマックイーンを導く器量の大きさを持つ。
天皇賞にこだわりがあり、マックイーンが優勝した際は静かながらも褒め称えていた。
終盤でマックイーンが難病レベルの故障が発覚した際は、これまでの功績を労って選手としての引退を勧める。
その後親友のマックイーンを元気付けるために出走したトウカイテイオーのレースをテレビ中継で見届けた。
余談
ウマ娘シリーズではマックイーンの他に同世代のメジロ家のウマ娘が数名設定されている。
その内のメジロライアンについてはシリーズ本編のアプリゲーム版によって、
・メジロ家(本家)のおばあ様(祖母1)がいる
・幼い頃からマックイーンを妹のように接してきた
事が明かされた。
今現在他のメディア作品版においてもマックイーンの祖母と同世代の人物(マックイーンらにとって大おばに当たる者など)の存在が確認されていない事から、マックイーンとライアンは同じ祖母を持ついとこ同士という間柄であると推測できる。
推測されるモデルとなった実在人物や競走馬
多くの有名馬を輩出したメジロ牧場の歴代オーナーの一人。夫である北野豊吉氏の遺言に従い、メジロアサマ・メジロティターンに続く3代での天皇賞優勝馬を輩出するという悲願を果たすべく尽力した。
厳格で時々歯に衣着せぬ発言をすることもあったが、ファンからは「メジロのおばあちゃん」と親しまれていた。
競走馬メジロマックイーンの父メジロティターンの父に当たる競走馬。その更に父に当たるパーソロンの産駒は短距離向きの馬が多いため天皇賞での勝利は難しいとされながらもこれを見事に果たす。
そして引退した後は種牡馬入りするも初年度は産駒に全く恵まれないなど不遇の日々となったが、馬主の北野豊吉氏の尽力が実を結び種牡馬としては頭数こそ少ないものの、父子2代での天皇賞優勝を果たすメジロティターンを初めとする優秀な競走馬を輩出した。
そして豊吉氏は「メジロティターンの仔で天皇賞に勝て」との言葉を残してこの世を去り、メジロマックイーンが彼の悲願を達成した。
